舞洲ベースボールスタジアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 13:39 UTC 版)
使用実績
- オリックス・バファローズ二軍チーム(元・サーパス神戸→サーパス)の主催試合
- 一軍については、公式戦での使用実績はないが、2019年から主催オープン戦の一部カードで使用している[16]。
- 二軍(ウエスタン・リーグ)主管試合については、二軍の本拠地を神戸市内に置いていた2016年まで、一部の試合をナイトゲームとして開催していた。前述したチーム事情を背景に、「大阪シティ信金スタジアム」への改称後の2018年からは、ナイトゲーム限定で主管試合の開催を復活させている。ただし、年頭から新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年には、当球場での開催を見送った。
- 全国高等学校野球選手権大阪大会
- 大阪ドーム → 京セラドーム大阪で開会式を実施した後に、大阪市南港中央野球場・豊中ローズ球場・久宝寺緑地野球場などと併用しながら試合を開催。決勝戦についても、2004年までの開催会場だった藤井寺球場が閉鎖されたため、2005年から開催会場を当球場へ移している。
- 大阪府内の高校から北大阪代表・南大阪代表を1校ずつ出場させる記念大会の開催年(2008年・2018年)には、南大阪大会 → 北大阪大会の順に、当球場で決勝戦を実施した。
- 新型コロナウイルスへの感染拡大の影響で本大会とともに中止された2020年には、中止の決定後に大阪府高等学校野球連盟が「令和2年大阪府高等学校野球大会」(大阪大会の代替大会)の開催を決めたことから、大会の試合の一部(最終日の8月11日に組み込まれた準決勝など)で当球場を使用した。
- 都市対抗野球大会阪和地区予選(毎年6月に使用)
- NPB12球団合同トライアウト(2019年に初めて使用)
主なエピソード
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 第97回全国高等学校野球選手権大阪大会2回戦・大阪桐蔭対履正社戦(2015年7月19日)
- 大阪大会史上初の4連覇を目指す大阪桐蔭と、前年の第86回選抜高等学校野球大会準優勝校で、選手権全国大会3季振りの出場を狙う履正社が初戦で対戦。大阪大会では全国の地方大会で唯一、2019年までシード制を導入していなかったため、「事実上の決勝戦」と呼ばれた。
- この試合は当初、久宝寺球場で予定されていた。しかし、同球場で収容できないほど多数の観客が見込まれたため、会場を急遽舞洲スタジアムに変更。結局、13,000名ほどの観衆が集まった。舞洲スタジアムでは、外野席を立ち見客用に開放するなどの措置を取ったが、結局入場制限を実施。また、球場へ直結する公共交通機関がバスに限られていることから、周辺の道路では自家用車による大渋滞が生じた[17]。
- 試合は、大阪桐蔭が5-1で履正社に勝利した。しかし、大阪桐蔭は7月28日に舞洲スタジアムで開かれた準々決勝で大阪偕星に敗退[18]。同月31日に当球場で開かれた決勝戦では、大阪偕星が大体大浪商を4-3で下して、春夏を通じての全国大会初出場を決めた[19]。
- 2015 WBSC U-18ワールドカップ(2015年8月28日 - 9月6日)[20]
- 大会史上初めて日本が開催国になったことを受けて、大阪市南港中央野球場・豊中ローズ球場・甲子園球場と併用。当初は、「グループリーグ」(予選リーグ)から「スーパーラウンド」(グループリーグ上位のチーム同士による対戦ラウンド)まで使用する予定だった。大会最終日の9月6日(日曜日)には、甲子園で決勝戦(日本対アメリカ戦)の前に組まれていた3位決定戦(韓国対オーストラリア戦)を、天候不良などを理由に急遽当球場で開催している。
- ^ a b 「舞洲ベースボルタジアム」のネーミングライツを取得~ 愛称は「大阪シティ信用金庫スタジアム」~(大阪シティ信用金庫2017年6月15日付プレスリリース)
- ^ a b オリックス 2017年に活動拠点移転、神戸から大阪・舞洲へ(『スポーツニッポン』2015年12月7日付記事)
- ^ 現在の舞洲サブ球場敷地。
- ^ 京セラドーム大阪などを運営するオリックスグループの会社。
- ^ a b オリックス大阪舞洲の移転発表、二軍公式戦も舞洲で(『日刊スポーツ』2015年12月7日付記事)
- ^ 舞洲野球場敷地及び舞洲野球場北西用地の活用事業者が決まりました - 大阪市公式HP
- ^ 2017年シーズンには3試合開催されたが、2018年シーズンには未開催。
- ^ 大阪市此花区の物流会社倉庫で火災、近隣のオリックス球団施設に影響なし(『日刊スポーツ』2021年11月29日付記事)
- ^ 「舞洲ベースボールスタジアム」のネーミングライツ契約の締結のお知らせ(大阪シティドーム2017年6月15日付プレスリリース)
- ^ 「プロ野球12球団合同トライアウト」の開催について(NPB日本野球機構2019年10月15日付プレスリリース)
- ^ 舞洲サブ球場 球場名変更のお知らせ(オリックスバファローズ2018年1月18日付ニュース)
- ^ オリックス 2年ぶり二軍本拠ナイター復活 若手よ慣れろ!“温室育ち”排除(『スポーツニッポン』2018年1月19日付記事)
- ^ 2018年の英語略称がBsだったのは、スタジアムの英語表記(Buffaloes Stadium)に、当時使用していたチームの英語略称(Bs)を重ねていたことによる。2019年からチームの英語略称が"B"に変更されたため、大洋建設の命名権取得を機に、前述したスタジアムの英語表記の略称(BS)をそのまま使用。
- ^ 「舞洲バファローズスタジアム」のネーミングライツ契約の締結のお知らせ(大阪シティドーム2019年1月28日付プレスリリース)
- ^ 「舞洲バファローズスタジアム」のネーミングライツ契約の締結のお知らせ(大阪シティドーム2022年1月27日付プレスリリース)
- ^ 2018年3月16日に横浜DeNAベイスターズとのオープン戦で初めて使用する予定だったが、雨天で中止(参照)。同年には当初からこの試合以外に一軍での使用を予定していなかったため、オープン戦の初開催は、翌2019年3月13日の対埼玉西武ライオンズ戦まで持ち越された。
- ^ 大阪桐蔭が履正社撃破 1万3000人超満員 (『日刊スポーツ』2015年7月20日付記事)
- ^ 大阪桐蔭 準々決勝敗退「必死でやってきた」(『日刊スポーツ』2015年7月28日付記事)
- ^ 大阪偕星学園、6回に転がり込んだ初甲子園(『日刊スポーツ』2015年7月31日付記事)
- ^ 第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ 試合・大会詳細/結果
- ^ 【オリックス】日本球界初のファンサービス専用ゾーン!二軍新本拠に設置(『スポーツ報知』2017年1月19日付記事)
- ^ オリックスのサブ新球場に“スケスケ”バックスクリーン登場(『デイリースポーツ』2017年1月27日付記事)
- ^ 見やすい球場に…オリックス二軍球場、バックスクリーンの改修工事始まる(『デイリースポーツ』2017年1月27日付記事)
- ^ オリックス二軍球場、安全&快適に!ネットなど改修完了(『サンケイスポーツ』2019年3月2日付記事)
固有名詞の分類
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