日清食品 THE MANZAI 放送日

日清食品 THE MANZAI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 04:23 UTC 版)

放送日

回数 放送日 放送時間(JST 放送タイトル 優勝者 視聴率 備考
第1回 2011年12月17日土曜日 19:00 - 23:10 THE MANZAI 2011
年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会
パンクブーブー 15.6% 土曜プレミアム』枠
第2回 2012年12月16日日曜日 17:30 - 19:58 日清食品 THE MANZAI 2012
年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会
ハマカーン 17.3%
第3回 2013年12月15日(日曜日) 19:00 - 21:39 日清食品 THE MANZAI 2013
年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会
ウーマンラッシュアワー 12.5%
第4回 2014年12月14日(日曜日) 17:30 - 19:58 日清食品 THE MANZAI 2014
年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会
博多華丸・大吉 11.0%

優勝賞品

優勝トロフィー
フジテレビの新番組(冠番組)のレギュラー権
優勝者 新番組 備考
2011 パンクブーブー ミタパンブー 深夜番組の『「パン」シリーズ』にその枠が充てられ、三田友梨佳と共にレギュラー出演。
2012 ハマカーン ハマ3 2013年4月から放送のフジテレビの深夜番組。
2013 ウーマンラッシュアワー TOKYOラッシュアワー 2014年4月から放送のフジテレビの深夜番組(第8地区エリア2)。
2014 博多華丸・大吉 華丸大吉の2020 2015年4月から放送のフジテレビの深夜番組。優勝者の華丸・大吉は、当初すでに冠番組『華丸・大吉のなんしようと?』(テレビ西日本)を持っていたことなどから権利の辞退も考えていたというが[10]、予定通り放送された。
副賞(下の歴代表も参考)
  • フジテレビの各バラエティ番組(大会翌日に生放送の『笑っていいとも!』や『めちゃ2イケてるッ!』など)への出演権。
  • 特別協賛〈冠スポンサー〉の日清食品より日清食品製カップ麺(「どん兵衛きつねうどん」「どん兵衛天ぷらそば」「カップヌードル」「チキンラーメンどんぶり」「日清焼そばU.F.O.」など)
    • 2011年の第1回大会(この年は冠なし)は、「どん兵衛きつねうどん」「どん兵衛天ぷらそば」10年分(3650食×2セット)が贈呈。それが縁となり日清食品は2012年の第2回大会から大会冠スポンサーにつく事になり、正式名称大会名は日清食品 THE MANZAIとなった。以後、1商品につき開催回数×10年分(下記表参照)のカップ麺一式が贈呈されている。なお、2014年は「どん兵衛10年分=3650食分」などが贈呈された。
  • 全国自治宝くじ事務協議会・みずほ銀行より2012年度年末ジャンボ宝くじ6000枚
    • 全国自治宝くじ事務協議会・みずほ銀行は2012年度よりシルバースポンサーとなり、『THE MANZAI』専用のCMも制作された。
  • 第2回大会はテレビの前の視聴者にも優勝者予想クイズを実施して正解した視聴者から抽選で日清食品製品の1商品につき1か月分を120名にクリスマスプレゼントとして贈呈、総合計すると1商品につき10年分となる(優勝者と合わせると1商品につき30年分)。更に年末ジャンボ宝くじを1等・前後賞合わせて6億円に賭けて66枚を10名にプレゼント、総合計すると660枚になる(優勝者と合わせると6660枚贈呈)。
  • 今大会では過去の吉本興業主催の演芸コンテストとは異なり、賞金は出ない。

認定漫才師に選抜された芸人には、裏面にそれぞれグループ名が記された番組特製の認定バッジが贈呈される[注 2]

歴代優勝副賞(フジテレビの新番組のレギュラー権と共に)
2011 日清食品の「どん兵衛」シリーズからきつねうどんと天ぷらそばの両麺の10年分(3,650食×2セット=7,300食分)
2012 日清食品より同社製カップ麺・1商品につき20年分(前回のどん兵衛シリーズに加えて「カップヌードル」「チキンラーメンどんぶり」「日清焼そばU.F.O.」等が加わった)
2013 日清食品より同社製カップ麺・1商品につき30年分(「どん兵衛きつねうどん」「どん兵衛天ぷらそば」「カップヌードル」「チキンラーメンどんぶり」「日清焼そばU.F.O.」など)
2014 日清どん兵衛10年分、どん兵衛屋渋谷駅ナカ店1年間食べ放題(招待券)、日清食品 THE MANZAI 優勝記念スペシャルCM出演権

決勝への道のり

エントリー

出場資格は主に以下の二つ。

  • プロの漫才師であること
    年齢・芸歴・所属事務所の制限はない。逆に、アマチュア・劇団員の参加は不可となる[注 3]
  • 2人以上のユニットであること
    1人(ピン芸人)の参加は不可となる。

エントリー方法は、エントリー期間内に指定のエントリー用紙に必要事項を記入し、事務局宛に郵送する。参加費は2000円。ただし、前年度の認定漫才師は参加費は免除となる。

予選

6月から8月にかけて予選(1回戦・2回戦)を開催。1回戦は東京札幌大阪名古屋広島福岡の6地区で随時行い、300組を選出。大阪・東京で2回戦をその300組で行う。

2回戦までの予選で、50組の認定漫才師を選抜。認定漫才師は「本戦サーキット」(後述)へ出場する。認定漫才師には特典として次回大会のシード権が与えられ、1回戦が免除される。

本戦サーキット

本戦サーキットとは、12月に開催される決勝大会の進出者を決定するためのサーキットである。このサーキットにより、認定漫才師の中から決勝進出者を選出する。決勝進出枠は、第1回大会は16組、第2回大会以降は12組となっている。

本戦サーキットは10月から11月にかけて5回開催され、認定漫才師はいずれかのサーキットに計2回出場する。各サーキット会場では、毎回20組が出場しネタを披露する。

サーキットでは5人の審査員が100点満点方式で審査を行い、認定漫才師に順位をつける。その順位に応じて認定漫才師にはサーキットポイントが振り分けられる。本戦サーキット全行程終了後、2回のサーキットポイントの合計によってサーキットランキングを決定。ランキング上位の芸人には大会最高顧問のビートたけしからガラス板に封入された招待状が贈られ[注 2]、決勝大会に出場する。

サーキットポイント表
順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位 12位 13位 14位 15位 16位 17位以下
ポイント 20 16 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

また、サーキットランキング12位〜20位(第1回大会のみ16位〜25位)に入った認定漫才師(9〜10組)は『ワイルドカード決定戦』に進出。ワイルドカード決定戦はサーキットランキング下位の組から順にネタを披露し、審査によって順位を決定。1位になった芸人が決勝進出となる。

もしサーキットランキングが2組以上同率となった場合は、以下の方法で順位を決定していく。

  1. 5回の本戦サーキットでの最高順位が高い組を上位とする。
  2. 5回の本戦サーキットのいずれかで直接対決していた場合は、順位が高い組を上位とする。
  3. 上記1、2のどちらかでも決まらなかった場合は抽選により上位を決定する。

決勝大会

ルール

決勝大会の審査方法は、グループごと(決勝含む)の芸人に対する計10票の記名投票制となる。その内容は以下の2種。

  • プロ審査員9名が一番面白かった1組に投票する9票
  • 一般視聴者審査員による採点「国民ワラテン」(後述)のポイントが1位を獲得した組に1票

獲得票数が同数になった場合は、(1)ワラテンポイント上位組 (2)サーキットランキング上位組の優先順で上位を決定する[注 4]

決勝進出した芸人はA〜Dの4グループ(第2回大会以降はA〜Cの3グループ)に振り分けられる。振り分け方法は抽選会ならぬ「挑戦会」と銘打ち、サーキットランキング上位の芸人から順番に希望するグループを選択していく。選択の様子は、決勝大会2週間前に放送される『THE MANZAI 201○ 決勝トーナメント組み合わせ挑戦会』にて生放送される。

決勝大会では、一回戦と決勝の2段階にて優勝者を決定する。一回戦では各グループごとに4組の芸人が1ネタを披露し、上記の審査方法にて1位を決定。各グループの1位の組が決勝に進出する。決勝に進出した芸人3〜4組は一回戦とは別のもう1ネタを披露し、同様の審査方法で優勝を決定する。

ワラテン

ワラテンとは、視聴者参加型の採点方式。視聴者はネタ中に携帯電話やスマートフォンからアクセスした『笑いボタン』設置ページを開いた状態で番組を視聴し、ネタ中に「あはははは」と笑う感覚で『笑いボタン』を押す(連打する)。『笑いボタン』を押した回数を100点満点に換算したものが「ワラテン」となる。そして、一般視聴者の「ワラテン」の平均を算出したものが「国民ワラテン」となる。このワラテンで最高得点を獲得した組にワラテン票が1票加算される。ワラテンが同点の場合は、本戦サーキット順位の上位の組に1票加算される。視聴者にウケればウケるほどグラフが高値安定となるためボケを量産するタイプのネタが有利である。

但し、テレビ大分やテレビ宮崎等、編成の関係上同日・後日への遅れネットとなる場合には視聴者によるワラテンでの採点ができなくなる。


注釈

  1. ^ 『THEMANZAI』当時は松本竜助とのユニット「島田紳助・松本竜介(紳助・竜介)」で出演したことがある。
  2. ^ a b これは、第5回以降のプレミアマスターズ出場者に対しても同様に贈られている。
  3. ^ 「M-1グランプリ」はコンビ結成10年以内(2015以降は15年以内。例外の組もあり)、プロ・アマ問わず出場可能であった。
  4. ^ Bグループでハマカーン以外の3組が3票で並んだがワラテンポイントで1位を獲得したHi-Hiが最終決戦に進出した。
  5. ^ TOSは17:30 - 18:30は『ほこ×たて』、18:30 - 19:00は『スパーク オン ウェイヴ』で埋め、UMKは17:30 - 18:27は『1億3千万人が選ぶアニメ名セリフベスト20』(フジテレビで12月14日に放送されたもの。ただし57分の短縮版)、18:27 - 18:30は『Uチェキ!』、18:30 - 19:00は『ちびまる子ちゃん』の再放送で埋めた。
  6. ^ この余波で「THE GOLDEN BATTLE 2014」(関西テレビ制作)は当初より10分短縮される。
  7. ^ ただし選挙特番という性格上、ローカルの開票速報との兼ね合いでその漫才披露の部分が放送されなかった地域もあった。
  8. ^ 国民ワラテン採点・審査員投票・各グループの結果をフォローする役を担当。
  9. ^ 『THEMANZAI』当時は横山やすしとのユニット「横山やすし・西川きよし(やすきよ)」で出演したことがある。
  10. ^ 『THEMANZAI』当時はオール阪神とのユニット「オール阪神・巨人」で出演したことがある。
  11. ^ ただし番組放送前から、テレビ欄などには爆笑問題の出演予定が記載されていたため、出演自体は既に決まっていたものと思われる。
  12. ^ 三中はバイト先であるフジテレビ内のレストラン「ラ・ポルト」から抜け出してきた形だったため、「ラ・ポルト」の制服姿でスタッフと同じように最後まで立ったまま観覧した
  13. ^ a b 当時のメンバー
  14. ^ 12:59 - 13:54に『お笑いワイドショー マルコポロリ!』を放送のため。
  15. ^ 第1回は審査員、第3回は審査員と兼任
  16. ^ 長谷川~中野・松本→第1回は構成。

出典

  1. ^ “『THE MANZAI 2011』が29年ぶり復活!紳助が審査委員長で№1漫才師決定” (日本語). オリコン. (2011年4月27日). https://www.oricon.co.jp/news/87046/full/ 2011年11月26日閲覧。 
  2. ^ a b “「THE MANZAI」復活!日本一決める!” (日本語). Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2011年4月26日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/04/27/kiji/K20110427000704120.html 2011年11月26日閲覧。 
  3. ^ “伝説のお笑い番組『THE MANZAI』が復活!” (日本語). リアルライブ. (2011年4月27日). http://npn.co.jp/article/detail/64166201/ 2011年11月26日閲覧。 
  4. ^ “「THE MANZAI」復活へ 一番おもろい漫才師決定” (日本語). 47NEWS. (2011年5月6日). http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011050601000526.html 2011年11月26日閲覧。 
  5. ^ “「THE MANZAI」にも影響…”. asahi.com (朝日新聞社). (2011年8月24日). http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201108240067.html 2011年8月24日閲覧。 
  6. ^ “THE MANZAI開催へ 紳助さん抜きで”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2011年9月3日). http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201108240067.html 2011年11月26日閲覧。 
  7. ^ “THE MANZAIやります!ナイナイ司会” (日本語). SANSPO.COM. 産経新聞社. (2011年9月22日). http://www.sanspo.com/geino/news/110922/gnf1109220507003-n2.htm 2011年11月26日閲覧。 
  8. ^ “紳助、『THE MANZAI 2011』司会にナイナイ指名” (日本語). オリコン. (2011年7月24日). https://www.oricon.co.jp/news/2000099/full/ 2011年11月26日閲覧。 
  9. ^ a b “「THE MANZAI 2011」放送日時が決定、たけしが最高顧問就任” (日本語). お笑いナタリー. (2011年11月21日). http://natalie.mu/owarai/news/59926 2011年11月26日閲覧。 
  10. ^ “博多華丸・大吉 THE MANZAIの優勝特典に「もう大丈夫」” (日本語). Livedoor ニュース. (2014年12月16日). http://news.livedoor.com/article/detail/9579628/ 2015年7月6日閲覧。 
  11. ^ 選挙の顔!宮根、満を持して特番初挑戦 先リンク先からたどれる2ページ目と3ページ目も参照のこと。2012年12月4日閲覧。
  12. ^ 衆院選当日「MANZAI決勝」放送へ 2012年11月29日閲覧
  13. ^ 決勝は12.16「THE MANZAI 2012」組み合わせ決定 お笑いナタリー 2012年12月2日閲覧。
  14. ^ 月刊TVガイド 2013年1月号より
  15. ^ http://www.ktv.jp/gb/index.html
  16. ^ ナインティナインのTHE MANZAI真夏のネタ連発SP<DO!深夜> - フジテレビ 2011年8月25日閲覧
  17. ^ 日清食品THE MANZAI2012認定漫才師50組大集結SP〜日本一の漫才師は誰だ!?〜<DO!深夜> - フジテレビ 2012年9月22日閲覧
  18. ^ 日清食品THE MANZAI2013認定漫才師50組大集結! この中から日本一の漫才師が決まるぞSP<ゴールデンブレイク> - フジテレビ 2013年9月20日閲覧
  19. ^ a b “THE MANZAIやります!ナイナイ司会”. サンケイスポーツ. (2011年9月22日). http://www.sanspo.com/geino/news/110922/gnf1109220507003-n1.htm 2011年9月29日閲覧。 
  20. ^ 高田文夫のラジオビバリー昼ズニッポン放送、2012年12月14日。





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