名古屋市科学館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 04:39 UTC 版)
概要
1962年(昭和37年)11月3日にプラネタリウムをメインとした「天文館」(てんもんかん)が、2年後の1964年(昭和39年)11月1日に物理・原理・技術といった内容を紹介する「理工館」(りこうかん)が開館。1989年(平成元年)4月29日には、生命・生活・環境を紹介する「生命館」が開館するとともに既存館の大改修も行われ、総合科学博物館としてリニューアルされた。
テーマは「みて、ふれて、たしかめて」。展示室14フロアに実際に触れて体験出来る展示物があり、実験・実演ショーも1日数回行われる。当科学館の目玉であるプラネタリウムは月ごとにテーマを替えて、星の神話以外にも、その月の天文現象や宇宙の膨張、ブラックホールといった天文学的な内容までも、学芸員自らが制作したCGや最新映像機器等を駆使しながら分かりやすく解説する。
2011年(平成23年)3月19日よりリニューアルオープンした[3][4]。
2013年(平成25年)3月26日には地球科学等の自然科学分野における教育・研究活動の連携のため、名古屋大学博物館と相互協力に関する協定書を締結した[5]。
2016年(平成28年)度博物館・美術館入場者数ランキングでは、138万人を記録し、全国の博物館・美術館の中では第6位だった。
2021年(令和3年)3月23日には、生命館地下2階にあるサイエンスホール内に愛知県内にゆかりのあるノーベル賞受賞者の業績を紹介する「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」が開設された[6][7]。
- ^ “名古屋市科学館”. 博物館の図鑑. 2016年10月16日閲覧。
- ^ “名古屋市科学館”. 日建設計. 2016年10月16日閲覧。
- ^ a b “名古屋市科学館新館オープン 体験いっぱい楽しいぞ”. 中日新聞 (中日新聞社). (2011年3月20日)
- ^ a b “JAXA's No.042”. JAXA (2012年1月1日). 2018年11月7日閲覧。
- ^ “名古屋市科学館と名古屋大学博物館との相互協力に関する協定書の締結について” (PDF). 名古屋市 (2013年3月21日). 2014年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月1日閲覧。
- ^ “【知事会見】ノーベル賞受賞者顕彰施設の名称及び開設日が決定しました”. 愛知県 (2020年10月12日). 2021年2月2日閲覧。
- ^ “愛知)名古屋市科学館にノーベル賞体験施設を整備へ”. 朝日新聞 (2018年4月10日). 2018年12月15日閲覧。
- ^ “H2Bロケット初展示 6日から名古屋市科学館”. 日経新聞. (2011年11月6日) 2014年1月19日閲覧。
- ^ “エコパルなごや”. 2016年10月16日閲覧。
固有名詞の分類
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