ローマ 概説

ローマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 10:07 UTC 版)

概説

イタリアの首都で政治、経済、文化、宗教の中心地である。当市に囲まれるようにローマ教皇の居住するバチカン市国があり、そこは全世界のカトリック教徒にとっての中心地で、現在は外国であるが歴史・宗教・文化的にはローマ市地域と密接な関わりがある。そして昔のローマの大国さを表した「ローマは一日にして成らず」という諺もある。また、領土を持たないマルタ騎士団の本部、マルタ宮殿がコンドッティ通り68にあり、治外法権が認められている。

2023年現在の人口は約275万人で、イタリアで最も人口が多い都市である。2010年都市的地域の人口では271万人であり、世界128位である[4]。 かつてのローマ帝国の首都であったため西洋文明圏を代表する都市のひとつであり、カトリック教会の中枢であり、そしてまたその美しさから『永遠の都』と称される。

2014年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス人材文化政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第32位の都市と評価されており、イタリアの都市では第1位であった[5]

観光都市としての側面もあり、2012年には7,800,000人の観光客が訪れた[6]。後述の「観光」、「聖地として」も参照。

紋章

ローマ市の盾形の紋章に書いてある「SPQR」の文字は、ラテン語で「元老院とローマの市民」の略称で、ローマ帝国時代には、領域内のあらゆる地で公共物に刻んだ。

今でも、ローマ市内に残るローマ帝国時代の遺跡や当時の建造物の他、現在のローマ市の盾形の紋章に使用されていることから、ローマ市内を走るバスタクシーマンホールの蓋にも紋章が入れられている。


  1. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2019 by sex and marital status” (英語). 2019年10月6日閲覧。
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Roma(dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年11月25日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale(Kmq) - Roma(dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年11月25日閲覧。
  4. ^ Demographia: World Urban Areas & Population Projections
  5. ^ 2014 Global Cities Index and Emerging Cities Outlook (2014年4月公表)
  6. ^ 2枚目(PDFのページ表記では1ページ)にある『Chart 1.』の12位。MasterCard Global Destination Cities Index” (PDF). MasterCard. p. 2 (2012年). 2013年2月16日閲覧。 “Rome 7.8mn”
  7. ^ 森さやか (2023年7月19日). “ローマで史上最高気温も 地球は過去もっとも暑い2週間”. news.yahoo.co.jp. 2023年7月24日閲覧。
  8. ^ a b 青木正規著 皇帝たちの都ローマ ISBN 4-12-101100-7 1992年発行第1版 p162-p164
  9. ^ Popolazione straniera residente nel Comune di Roma al 01/01/2022 per sesso e nazionalità”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  10. ^ a b 考古学 - MSN エンカルタ 百科事典 ダイジェスト
  11. ^ a b ニュートン2003年9月号、pp.30-31、丘の上に数千人の集落を構えていたローマ
  12. ^ a b ニュートン2003年9月号、pp.32-33、先端技術を導入し、カピトリーノの丘の上に神殿をつくる
  13. ^ ニュートン2003年9月号、pp.34-35、滅亡の危機に追い込まれたローマは、七つの丘を囲う城壁をつくった
  14. ^ ニュートン2003年9月号、pp.36-37、共和制期、ローマの街は七つの丘一帯に広がっていた
  15. ^ ニュートン2003年9月号、pp.38-39、ローマから四方八方にのびる街道づくりにとりかかる
  16. ^ ニュートン2003年9月号、pp.40-41、山間部のきれいなわき水がローマの街を潤した
  17. ^ ニュートン2003年9月号、pp.42-43、地中海世界の政治的中心地となったフォロ・ロマーノ
  18. ^ ニュートン2003年9月号、pp.44-45、ローマ炎上!街の3分の1が灰と化す大惨事にみまわれた
  19. ^ ニュートン2003年9月号、pp.46-47、5万人が入れるコロッセオや巨大な神殿パンテオンが登場
  20. ^ a b ニュートン2003年9月号、pp.48-49、大帝国の本拠地ローマの街は、かくして完成した
  21. ^ 独軍、ローマを撤収(昭和18年6月6日 朝日新聞『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p408 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  22. ^ イタリア・ローマの「劣化」に抗議、市民が大規模デモ - CNN
  23. ^ ローマのインフラ老朽化に抗議、数千人がデモ 写真11枚 国際ニュース - AFPBB
  24. ^ Xinhua-Dow Jones International Financial Centers Development Index(2013) 2013年9月15日閲覧。
  25. ^ 前掲 (昭文社 2012, 別冊2、p.3)
  26. ^ Diocese of Roma – Statistics”. 2020年8月26日閲覧。
  27. ^ Luoghi di incontro e di preghiera degli immigrati a Roma”. 2020年8月26日閲覧。
  28. ^ Roma prima città italiana per presenza Musulmana”. 2020年8月26日閲覧。
  29. ^ La comunità ebraica di Roma oggi al voto”. 2020年8月26日閲覧。
  30. ^ 昭文社『イタリア 2013』昭文社7、2012年、44頁。ISBN 978-4398269591。"ヴァチカン市国"。 
  31. ^ History 1980-2011: three decades of Compeed Golden Gala Archived 2012年6月17日, at the Wayback Machine. Diamond League-Rome.com. 2011年7月31日閲覧
  32. ^ ローマダービーを前にまた衝突 8名刺傷”. Goal.com (2013年4月9日). 2013年4月11日閲覧。






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