メッサーシュミット Bf109 派生型

メッサーシュミット Bf109

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/07 02:24 UTC 版)

第27戦闘航空団所属のBf 109G-6
(1943年撮影)




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メッサーシュミットBf109

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/12/24 16:44 UTC 版)

派生型

ドイツ軍の慣習に従って、各型には該当するアルファベートの頭文字に対応した、非公式な愛称としてドイツ人によく見られる人名が付けられている。なお、人名は男女を問わない。

Bf 109V

前生産型。A〜E各型のもととなった機体。一部はスペイン動乱で実戦試験に投入された。

Bf 109A

Bf 109A(アウグスト August)は、初期生産型。ユモ 210エンジンが入手できず、ロールス・ロイス ケストレル(570馬力)を搭載し、プロペラは木製固定ピッチ2翅であった。BF 109 V-1と改称され、レヒリンの試験では、比較検討された競争試作機のHe 112 V-1を支持するパイロットが多数であった。

Bf 109B

Bf 109 K-4(1945年)

Bf 109K (クーアフュルスト Kurfurst)は、量産された最後の機体で、後継機開発の失敗が決定的となったことから生まれた速度向上型。なお、「クーアフュルスト」とは「選帝侯」のこと。戦争末期に完成し2機のみ配備されたK-14型では2段2速過給器付きDB605Lを搭載し、高度14000mで740km/hとされている。

Bf 109T

Bf 109T(トレーガーフルークツォイク Tragerflugzeug)は、E-3型にカタパルトフックとアレスティング・フックを追加、主脚強化、主翼延長と翼端を折りたたみ式に改造した艦上戦闘機型。航空母艦グラーフ・ツェッペリン」に搭載する予定だった。フィゼラー社担当でまず先行量産型T-0型を10機製作、E-4/N型ベースのT-1型60機の量産が進められた。しかし空母が未完成に終わったため、完成した機体から艦載用装備を撤去、航続距離が長いことからノルウェーや北西ドイツの陸上基地で部隊運用された。

Bf 109Z

Bf 109Z (ツヴィリング Zwilling)は、2 機のBf 109Fを合体させて双発機とした機体。実用化されなかった。

Bf 109W

Bf 109W (ヴァッサーフルークツオイク Wasserflugzeug)は、水上機型。




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  1. ^ 出典・モデルグラフィックス誌での市村弘の記事
  2. ^ 世界軍用機解剖シリーズ 丸メカニックNo.39「マニュアル特集 メッサーシュミットBf109」(潮書房、昭和58年3月10日刊)P.12
  3. ^ 出典・メッサーシュミットBf109の全貌 モデルアート社






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