ママとあそぼう!ピンポンパン 出演者

ママとあそぼう!ピンポンパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 13:53 UTC 版)

出演者

歴代のお姉さん役

お姉さん役は、フジテレビの若手女子アナウンサーが担当し、当時はアイドルアナウンサーの登竜門だった。

  • 初代:渡辺直子(1966年10月3日 - 1971年10月2日)愛称は『直子おねえさん』
  • 2代目:石毛恭子(1971年10月4日 - 1975年4月5日)愛称は『恭子おねえさん』
  • 3代目:酒井ゆきえ(1975年4月7日 - 1979年3月31日)愛称は『ゆきえおねえさん』
  • 4代目:大野かおり(後に大野香菜(おおの かな)に改名、1979年4月2日 - 1981年4月3日)愛称は『かおりおねえさん』
  • 5代目:井上佳子(後に井上淳子(いのうえ じゅんこ)→本間淳子(ほんま じゅんこ)に改名、1981年4月6日 - 1982年3月31日)愛称は『佳子(けいこ)おねえさん』

歴代のお兄さん役

  • 初代お兄さん:佐久間俊直(1966年 - 1968年)
  • 2代目お兄さん:金森勢[9] (1968年 - 1979年) - ダンサーで振り付け師・金森穣の父。
  • 3代目お兄さん:宮澤芳春[10] (1979年10月 - 1982年3月) - 宮澤佐江の父。

他の出演者

  • 新兵ちゃん:坂本新兵(1966年10月3日 - 1982年3月31日) - 唯一の皆勤者。
  • ガンちゃん:石村治樹[11](1975年4月 - 1982年3月)
  • わじまさん:輪島直幸(1981年 - 1982年) - 主に工作コーナーを担当。番組終盤の体操(「ピンポンパンディスコNo.1」「ピンポンパンディスコNo.2」)にも参加していた。
  • ビッグ・マンモス(劇団いろはほか所属、1975年 - 1982年)
  • レディー・バッグ(1981年 - 1982年) - マイコ(岡本舞子)、ヒロミ、カオリの少女三人組のユニット。

マスコット・人形劇キャラ

  • カータン:大竹宏(1968年 - 1981年) - カッパのキャラクター。大竹自身が声優だけではなく着ぐるみの中にも入って演技をしていた。中程のCMに入る前のアイキャッチは原則としてカータンの担当だった。1981年12月31日大晦日、カータンが『タカハタ山』[12]に帰る事になったため、番組を卒業。1982年3月31日の最終回に、3ヶ月ぶりに登場した。
  • デベロン:富田耕生 - 毛虫のキャラクター。のちに「ブチャブチャアワー」→「ブチャワンショー」コーナーに出てくる「ワンダー・ワンタン」の声もあてた。
  • ダバダバダ3兄弟- 石毛時代前期の「ダバダバダショー」コーナーの主人公。
    モンピー:はせさん治 - 3兄弟の長男。イメージカラーは緑。嫌味のない優等生キャラだが、少々抜けているところもある。
    トンピー:富山敬 - 3兄弟の次男。イメージカラーは赤。やんちゃ坊主だが根性があり、一度他の兄弟にはない活躍を見せている。富山はのちに「ブチャ猫」の声もあてた。
    ヤンピー:小原乃梨子 - 3兄弟の三男。イメージカラーは橙。明るく無邪気だが、それが元で他のキャラのひんしゅくを買うことも多い。
  • キャッホ:田の中勇 - 「ダバダバダショー」コーナーの脇役。曲紹介などを担当だが、やたらうるさい。
  • ドルキー・フォン・ドルシャック:大塚周夫 - 「ダバダバダショー」の脇役で敵役的な存在。金にうるさい。
  • ラック:富山敬 - 石毛時代末期の「いたずらだいすき」の主人公であるウサギ。
  • アンクル:八奈見乗児 - 「いたずらだいすき」の脇役である老騎士。
  • マーキー:大塚周夫 - 「いたずらだいすき」の脇役であるオオカミ
  • ギャッビー:小原乃梨子 - 「いたずらだいすき」の脇役である赤ん坊。
  • 手羽チキン先生:富田耕生 - 「いたずらだいすき」の脇役。
  • パクちゃん:三輪勝恵 - ヘビのキャラクター。後に白髪以外全く同じのパクちゃんのおばあちゃんも登場する。
  • ボンボちゃん :増山江威子 - 初代:渡辺直子時代の赤鬼の子のキャラクター。「いっちにぃのさん、ボンボちゃ〜ん!」というお姉さんのかけ声で登場していた。
  • バビちゃん:秋山るな - 5代目:井上佳子時代、最末期に当たる1982年1月4日にカータンに代わって登場。ウサギのキャラクター。1982年3月31日の最終回まで出演。
  • 刑事ジャガー:富山敬 - マスコットではないが、番組中期にあった紙芝居コーナー「ピンポンパン紙芝居」内で紹介された推理もの紙芝居の主人公キャラ。刑事ジャガーは劇画調のジャガーの頭部ないし覆面をした刑事のキャラクターで、富山が進行役のブチャとダブルキャストで、二枚目風で演じ、タイガーマスクを彷彿させた。
  • おじゃま虫 - 同じくマスコットではなく、「ピンポンパン紙芝居」内で紹介された「快傑おじゃま虫」の主人公キャラ。「おじゃマント」という自我を持ったマントを装着している。「おじゃま虫」の名称は、放送当時中外製薬ゴキブリ駆除剤「バルサンZ」のCM(東海林さだお製作のアニメ)から流用。
  • 悪役コンビ - 末期の番組前半のコーナーで行われた「?」と書かれた扉から人質を助けるゲームで、「むしばかめん」(声:黒部駄夢)と「ジョリジョリマン」(声:石原澄雄)が悪役として活躍している。「むしばかめん」と「ジョリジョリマン」は番組オリジナル曲『オレたち虫ジョリ族』の題材になり、番組内で歌われている。
  • トッポ・ジージョ(声:団しん也)- 3代目:酒井ゆきえ時代の1978年、「トッポ・ジージョ」の人形劇コーナーに出演。

注釈

  1. ^ 同日には同じく平日朝の『小川宏ショー』も終了している。
  2. ^ 2番の時は、主調整室副調整室内の番組スタッフがカットインされた。
  3. ^ このエンディングは、1993年7月31日に同局で生放送された『人気バラエティ最終回 感動の大特集』(『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!打ち切りに伴い急遽編成された番組)で放送(同日終了の『小川宏ショー』も放送)、番組では放送当時のお姉さん・本間淳子(井上佳子)がゲスト出演した。
  4. ^ インフォメーションジョッキー 起きてますか』→『(園井啓介)セブンショー』。なお『起きてますか』は当番組と同日に開始。
  5. ^ 『ニュース7:30』は『サンケイテレビ朝刊』に再度改題。
  6. ^ 『チビッコ劇場』は『小川宏ショー』繰り上げに伴い、平日放送を廃止して土曜限定に変更された(この次番組が『雑学百科』)。
  7. ^ あつまれ!チビッコ劇場』を放送。
  8. ^ 番組ではかつてのお姉さんとお兄さんの等身大パネルが置かれたが、大野と井上のパネルは前期衣装(白シャツとジャンパースカート)時代の物が置かれた。
  9. ^ それまで北海道のフジテレビ系放送局であった札幌テレビでは未放送。
  10. ^ 1981年以前はフジテレビ系列フルネット局。
  11. ^ 1975年4月から1980年3月31日まではフジテレビ系列・テレビ朝日系列クロスネット。現在はテレビ朝日系列フルネット。
  12. ^ 1981年3月まではフジテレビ系列・日本テレビ系列・テレビ朝日系列トリプルネット。
  13. ^ 平日の全日放送開始とともにネット開始。ただし、当初は17時からの放送だった。
  14. ^ 1979年3月31日まではテレビ朝日系列とのクロスネット。
  15. ^ 1978年9月30日までは日本テレビ系列フルネット。
  16. ^ 早朝放送に移行後も、1979年9月までは同時ネットで放送していたが、1979年10月1日から日本テレビ系列の朝の情報番組『ズームイン!!朝!』をネットすることになったために、同日からは月曜 - 金曜 16:30 - 17:00での遅れネットに移行した。
  17. ^ テレビ長崎と同じ理由で月 - 金は打ち切り
  18. ^ テレビ長崎と同じ理由で打ち切り

出典

  1. ^ a b 朝日新聞 1971年4月1日 朝刊 P.13 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  2. ^ 木村英俊『THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた』角川書店、1999年、174頁。ISBN 4048531522
  3. ^ 小林亜星:プロフィール(2010/4/20閲覧)
  4. ^ 「ピンポンパン体操の歌のレコード 二週間で三十万枚 視聴率も押し上げる」『読売新聞』1972年1月21日付朝刊、23頁。
  5. ^ 「子どもにもてもて ピンポンパンの金森勢 ママよりおにいさんの一言」『読売新聞』1972年3月22日付夕刊、7頁。
  6. ^ 第9回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月14日閲覧。
  7. ^ “女子アナブームの元祖『ママとあそぼう!ピンポンパン』がDVDで31年ぶり復活”. ORICON STYLE (オリコン). (2013年2月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2021779/full/ 
  8. ^ 出典:「タイムテーブルからみたフジテレビ35年史」(フジテレビ編成局調査部)31 - 91頁 1994年
  9. ^ 金森勢(かなもり せい、本名・金森松里。1944年1月15日- 東京都出身。)
  10. ^ 宮澤芳春(みやざわ・よしはる、本名・同じ。1956年3月21日- 長野県出身。)
  11. ^ 石村治樹(いしむら はるき、本名・石村正夫(いしむら まさお))。2002年6月24日死去、享年53歳。
  12. ^ 担当声優の大竹宏が実際に住んでいた「高幡不動」の事(『カータンのなみだ 声優伝・大竹宏』新風舎、1999年3月31日、219頁。 )。
  13. ^ 竹内義和『TV視聴上の御注意とお願い―目だけでなく脳・筋肉・心臓など全身を駆使してテレビを見るマルチ視聴』メタモル出版、1994年、190頁。ISBN 4-89595-071-9。ただし、同書では「お姉さん」の実名の記載はない。
  14. ^ [TVトピックス]三代の“おねえさん” 10周年の「ピンポンパン」に出演 『読売新聞読売新聞社。1976年10月12日朝刊 28頁。
  15. ^ ピンポンパン3代おねえさん集合 『毎日新聞毎日新聞社。1976年10月5日・(東京)朝刊テレビ欄 22頁。
  16. ^ 『毎日新聞』毎日新聞社。1976年12月31日・(東京)朝刊 同日付の朝刊テレビ欄。16頁。
  17. ^ 「石原さとみ“お姉さん”がコスプレ姿披露、まるちゃんと共演」サンケイスポーツ、2007年12月4日。
  18. ^ 『読売新聞』読売新聞社。1987年3月20日・朝刊 同日付の朝刊テレビ欄 24頁。
  19. ^ a b 下野新聞 縮刷版』下野新聞社、1982年4月3日 - 1983年3月26日。 ラジオ・テレビ欄
  20. ^ 『カータンのなみだ』新風社、228 - 229頁。 
  21. ^ 河北新報』1972年10月16日 - 1973年9月7日付朝刊テレビ欄。
  22. ^ a b 『河北新報』1971年8月2日 - 1973年9月7日付朝刊、テレビ欄。
  23. ^ 福島民報』1967年10月2日 - 10月27日、1982年3月1日 - 3月31日付朝刊テレビ欄。
  24. ^ 『福島民報』1971年4月5日 - 1971年9月30日付朝刊、テレビ欄。
  25. ^ 『福島民報』1973年4月3日 - 1975年3月24日付朝刊、テレビ欄。
  26. ^ a b 『北國新聞』1969年4月7日 - 4月13日付朝刊、テレビ欄。
  27. ^ 『長野放送二十年の歩み』(1989年5月25日、長野放送発行)174pより。
  28. ^ サンケイ新聞』(近畿D版・岡山版)1977年8月6日付朝刊テレビ欄。






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