ポーランド陸軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/30 20:23 UTC 版)
階級
- 士官
NATOコード | OF-9 | OF-8 | OF-7 | OF-6 | OF-5 | OF-4 | OF-3 | OF-2 | OF-1 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
陸軍 |
||||||||||
ポーランド語 | Generał | Generał broni |
Generał dywizji |
Generał brygady |
Pułkownik | Podpułkownik | Major | Kapitan | Porucznik | Podporucznik |
日本語 | 大将 | 中将 | 少将 | 准将 | 大佐 | 中佐 | 少佐 | 大尉 | 中尉 | 少尉 |
- 兵士
NATOコード | OR-9 | OR-8 | OR-7 | OR-6 | OR-5 | OR-4 | OR-3 | OR-2 | OR-1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
陸軍 |
|||||||||||
ポーランド語 | Starszy chorąży sztabowy |
Starszy chorąży |
Chorąży | Młodszy chorąży |
Starszy sierżant |
Sierżant | Plutonowy | Starszy kapral |
Kapral | Starszy szeregowy |
Szeregowy |
日本語 | 准尉 | 上級曹長 | 曹長 | 準曹長 | 上級軍曹 | 軍曹 | 伍長 | 兵長 あるいは 伍長勤務上等兵 |
上等兵 | 一等兵 | 二等兵 |
装備
車両
戦車
- T-72 - 計382輌
- PT-91 - 計232輌
- PT-91 - 92輌
- PT-91MA - 27輌
- PT-91MA1 - 113輌
- ポーランド国産の戦車で、うちいくつかがウクライナへと譲渡されている。
- M1エイブラムス - 計394輌
- M1A1 FEP - 116輌
- M1A2 SEPv2 - 28輌(引き渡し済)
- M1A2 SEPv3 - 250輌
- レオパルト2 - 計249輌
- レオパルト2A4 - 108輌
- 全車両がレオパルト2PLへとアップグレードされる予定
- レオパルト2A5 - 105輌
- レオパルト2PL - 24輌
- レオパルト2PLM1 - 10輌
- レオパルト2PLの発展改良型。現在最新型。
- レオパルト2NJ - 2輌(訓練用)
- レオパルト2A4 - 108輌
- K2 - 計1000輌
軍用車両
歩兵戦闘車
- BWP-1,BWP-1D-1321輌(推定数、改良型も含む総数)
- BWP-1Dに準じたBMP-1Kの改良型であるのがBWP-1Dである。
- KTO ロソマク-計359輌
- KTO ロソマクのうちHITFIST-30P砲塔を搭載する形式である。追加でZSSW-30砲塔を搭載したものを発注している。
- BWP ボルスク - 1400輌(調達予定数)
- ポーランドが開発した歩兵戦闘車で、既存のBWP-1を置き換える予定。
装甲兵員輸送車
- KTO ロソマク - 計126輌
- MT-LB - 352輌
- M113装甲兵員輸送車 - 35輌
偵察戦闘車
- KTO ロソマクWSRiD - 2輌
- 2輌が配備済。多種多様なセンサーを装備している。
- Żmija/Wirus - 118輌(調達予定数)
- ポーランド国産の装甲車。25輌が配備済。
- BRDM-2 -
- BRDM-2 - 115輌
- BRDM-2RS - 12輌
- BRDM-2M-96 - 50輌
- BRDM-2M-96i - 60輌
- BRDM-2M-96ik - 54輌
- BRDM-2M-97 - 37輌
- BRDM-2M-98 - 1輌
- オリジナルのBDRM-2以外はポーランド独自の近代化改修型である。
- BWR-1D,BWR-1S - それぞれ22輌、16輌
- BWR-1Dはポーランドの独自派生型で、BRM-1Kをベースとしたもの。BWR-1Sは暗視装置を換装した近代化改修型である。
自走榴弾砲
- ダナ 152mm自走榴弾砲 - 計111台(ダナ-T 108輌,ダナ-M 3輌)
- 近代化改修型がダナ-Mである。追加で7輌をダナ-Tより改修している。
- AHS クリル
- ポーランドが開発した自走榴弾砲で、国産のウェルチ車製の特殊トラックを車体として利用し、155mm榴弾砲を搭載している。
- M120 Rak - 122輌(調達予定数)
- 120mmの重迫撃砲を備えた砲塔システムの総称であり、様々な車両に搭載することができる。122輌が発注され、既に93輌が配備されている。
- 2S1ゴジジク122mm自走榴弾砲 - 533輌(推定総数)
- 2S1M
- 2S1T
- ウクライナに20輌が提供済。AHSクラブとM120 Rakによる置き換えが進行中。
- AHSクラブ - 152輌(調達予定数)
- K9 155mm自走榴弾砲 - 計672輌(導入予定数)
MRAP
- クーガー装甲車 - 300輌(調達予定数)
- 272輌が配備されている。
対戦車車両
- トゥマク5 - 18輌
- 9P133マリュートカP - 27輌
移動式地対空ミサイル
- Narew - 23セット(配備予定数)
- 23基の発射機と400輌のポーランド国産の8×8Jelcz社製トラック、1000発のCAMMミサイルの購入をする契約を結んでいる。
- MALM - 1セット
- Narewの派生型。1セットが配備されているとみられ、早期配備型の可能性がある。
- SPZR ポプラド - 77輌
- 国産のGrom又はPiorun携帯式対空ミサイル(MANPADS)をAMZ ズーブルをベースとした車両に搭載された4連装発射機に搭載する。
- 9K33 Oska-AK,9K33 Oska-AK(M),Osa-AKM-P1 Żądło
- 2k12 Kub-M - 20基
- 新型対空ミサイルによって置き換えられる予定。
移動式対空砲
- ZU-23-2,ZUR-23-2KG Jodek-G,ZUR-23-2SP - 各型を合わせて計529門
- ポーランド独自の改良型であるZUR-23-2KG Jodek-G,ZUR-23-2SPには国産のGromが搭載されている。またZUR-23-2SPはPSRA Pilica VSHORADシステムの一角をなす。
自走式対空砲
- Hibneryt - Hibneryt Hibneryt-KG Hibneryt-P Hibneryt-3合わせて70輌程度
- ポーランドで製造されていたStar 266の荷台にZU-23-2対空砲を載せたもの。なお対空砲に改良が施し、国産のGromを2発装備したものもあり、この改良型を載せたものがHibneryt-KGである。Hibneryt-Pは第3軍管区技術工廠にて兵士の手により改造され、生まれたモデルである。
- ZSU-23-4 - 7輌(Sona プログラムにより独自改良型へ改修中)
- ZSU-23-4MP - 21輌(今後28輌まで増加する見込み)
- ポーランド独自の改良型で、4連装形式で国産のGromランチャーを装備する。
移動式対空レーダー
- TRS-15 Odra - 配備数不明
- NUR-21 - 33基
- 低空飛行で侵入する航空機を探知する為の対空レーダー。ポーランド独自開発。
- NUR-22 - 10基
- タトラ 815に搭載した対空レーダー。低空移動目標の探知、検出に用いられる。
- ZDPSR ソタ - 8基
- 短距離防空用途に用いられる移動式対空レーダー。国産のŻubr-P.装輪装甲車をベースとした車体に搭載。PESA方式。
- ZDPSR ビストラ - 16基(配備予定数)
- 短距離防空用途に用いられる移動式対空レーダー。AESAレーダーであり、探知距離は約80kmとされる。国産のŻubr-P.装輪装甲車をベースとした車体に搭載されている。
移動式対砲兵レーダー
- Liwiec - 10基
- Breń-2 - 配備数不明
電波妨害装置
- Przebiśnieg - 2基
- ポーランド独自開発のジャミング装置。装軌式の装甲車をベースとした車体に装置を搭載。
4輪バギー
- PWA アエロ - 80台
- EADS CASA C-295やC-130 (航空機)に搭載して12 ft "V" 108 "PDS ランディングプラットフォームとして投下できる。160台のトレーラーと共に発注された
- ホンダTRX-300 FW
- ポラリス・インダストリーズSportsan X2 800EFI
- アークティックキャットArctic Cat 400 4x4
- ボンバルディア・レクリエーショナルプロダクツBombardier Outlander 650
多用途車
- UAZ-469B,WD-43,RD-115ZT ,UAZ-469B-rs - 38輌
- 一部の改良型(特殊なバリエーション)が現役で運用されている。
- ハンヴィー - 220輌(対戦車車両等も含む総数)
- トゥマク2 - 96輌
- トゥマク3 - 60輌
- M1043A2 - 1輌
- AMZ Dzik
- メルセデス・ベンツ・Gクラス - 121台
- ランドローバー・ディフェンダー - 10台
- フォード・レンジャーXTL - 648輌
- 雙龍・ムッソー - 6輌
- ランドクルーザー80系 - 13輌
- 三菱・パジェロ - 4輌
- フォード・トランジット
- フィアット・デュカート
- フォルクスワーゲン・トランスポーター - 267輌
- フォルクスワーゲン・クラフター
- MAN TGE - 134輌
- スコルピオン-3 - 90台
- ホンケルの装甲強化型。
- ZWD-3 - 100台
- ホンケル
輸送用トラック
- FSC スター
- Star 200
Star 244 Star 266 - 4708台 Star 266M - 292台 Star 660M2-D Star 660M3 Star 944K - 456台 Star 944KD - 185台 Star 1466ML - 63台 Star 1444 - 1台 Star 15.225 - 1台 Star 14.220DK - 9台 Star 14.225DK - 16台 R-140M GD-2 (Typ 528) Typ 514 CD-5 (Typ 520) WUS-3 IRS ADK-11 Star 266-based excavator Star-266 AP-64 Star-266 BP-64
- イェルチ社のトラック
- 442.32 - 1039台
P/S662D.43 - 178台 P662D.43 - 7台 P662D.35 - 15台 P662D.34 - 101台 P642D - 1台 C642D.35 - 36台 C642D.34 - 15台 C662D.35 - 1台 P/S862D.43 - 70台 P/S842D.43 - 1台 P/S842D.35 - 3台 P662.D35 AWRU - 9台(10台を調達予定) P882D.53 WA - 12台(30台を調達予定) P662D.35 WRUiE - 2台(5台を調達予定)
- イヴェコ社製のトラック
- Stralis - 83台
Trakker - 9台 Eurotrakker - 59台 Eurocargo - 309台
- トゥマク-4 - 31台
- タトラ T815
- 多連装ロケット発射機の車体として用いられている。
- ウニモグ 1300L - 69台
- SLT 50-2 - 6台
- メルセデス・ベンツ 1017A - 211台
- KrAZ-255
- ウラル-375D
- ウラル-4320
- KamAZ-4350
- GAZ-66
- ZIL-157
- ZIL-131
指揮統制車
- LPG WD,LPG WDSz - それぞれ4輌、18輌
- ポーランド独自の派生型で2S1自走榴弾砲の車体を用いて開発された。当初はLPG WDが10輌、LPG WDSzが45輌運用されていたが、ウクライナにいくつかが供与されている。
- ロソマク WD - 17輌(調達予定数)
- ロソマク AWD(榴弾砲用指揮統制車) - 60輌(配備予定数)
- 現在45輌が運用中。
- RWŁC-10/T - 約450輌
- FSC スター社製のトラックを用いたデジタル移動通信車。
- ZWD-10R/K - 8輌
- WWK-10/C - 56輌(配備予定数)
- 現在29輌が運用されている通信用ケーブルを搭載した車輌。
- PKK-S(車輌) - 50輌
- 野戦暗号通信車。イェルチ社のトラックをベースとしている。
- トゥマク-6 - 9輌
- ハンヴィーをベースとした全天候型指揮通信車。
- M113 - 13輌
- M577 - 6輌
- ADK-11 -
- ZWD-1 - 96輌
- MT-LBu - 合計55輌
- 1W13 / 1W14 / 1W15 / 1W16 / MP-21 / MP-22 / MP-23 / MP-24 / MP-25 / R-330P Piramida-I / Beta-3Mの各型が存在する。
- ZWDSz-1,ZWDSz-2 - それぞれ13輌、6輌
- BWP-1をベースとした指揮統制車。
- R-2AM,R-3M
- ZWD-10R towcza - 4輌
- R-1A,R-5 - 合計98輌
- 水陸両用型指揮統制車。
- ZWD-3 - 約250輌
- ZWD-2 - 5輌
- WD-2001
- ホンケルの後期型モデルをベースとした全天候型指揮通信車。
軍用救急車
- ロソマク WEM - 33輌
- KTO Ryś - 8輌
- トゥマク-7 - 3輌
- SCAM SM-50,SCAM SM-55 - それぞれ16輌、46輌
- イタリア製の4×4トラックをベースにした車両。
- Iveco 40E13WM - 134輌
- M113G2 Krkw Gep - 16輌
装甲回収車
- M88A2 - 26輌(配備予定数)
- WRT ロソマク - 34輌
- ZSMU-1276Aと呼ばれるRWSを備える。
- WZT-2 - 40輌
- T-55,T-55Aの車体をベースとした回収車。
- WZT-3M - 29輌
- PT-91の車体をベースとした回収車。WZT-3の改良型がWZT-3Mである。
- ベルゲパンツァー2PL - 28輌
- WPT モース - 74輌
- ポーランドでライセンス製造されたMT-LBのバリエーションの一つ。
- CKPEiRT ハードゥン - 27輌
- スカニアCB 8×8トラックを車体として用いた車両。ドーザープレートを装備可能。
工兵用装備(車両)
- MID ビゾン-S,MIDM ビゾン-S - それぞれ6輌、1輌
- 現在、MIDを改良型のMIDMに改良する作業が進められている。
- PTS-M
- 少数が運用されている。50輌が海軍で運用されている。
- TRI Hors,TRI-D - それぞれ77輌、13輌
- MT-LBをポーランドがライセンス生産したOpal装甲兵員輸送車をベースとした工兵向け装備。
- ISM Kroton - 6輌
- Opal装甲兵員輸送車をベースとした地雷除去車両。
- ケイラー - 4輌
- M48パットン戦車の車体をベースとした地雷除去車両。
- ボゼナ - 14輌
- ポーランド国産の無人地雷除去車両。
- UMI
- ポーランドで製造された掘削機。
- K-407C
- 防衛用陣地を構築する際などに用いるショベルを荷台に搭載したトラック。
- SL-34C
架橋戦車
- BLG-67M2 - 126輌
- T-55戦車の車体を用いた架橋戦車。
- レオパルド ビーバー - 6輌
- レオパルド1の車体をベースとした架橋戦車。
- MS-20 Daglezja,MS-20 Daglezja-G,MS-40 Dagiezja - それぞれ12輌、2輌、1輌
- PP-64 ウェステガ - 60輌
- Star 266 AP-64トラックとStar 266 BP-64トラックを用いたポンツーン橋。かつては70輌が運用されていたが、現在MS-20 Daglezjaに置き換えが進行中。
- M1110 - 17輌(配備予定数)
爆発物処理用装備
- Robot Expert
- Robot Inspektor
- Robot Talon Ⅳ
- Forester minex 4530 (金属探知機)
- EOD-9 (防爆スーツ)
戦車回収車
- WZT-2 - 40輌
航空機
ヘリコプター
- W-3 - 38機
- PZL SW-4
- Mi-2 - 44機と練習機2機
- Mi-8
- Mi-17 - (Mi-8と合わせて27機
- AW149 - 32機
- シコルスキー S-70i - 4機
- Mi-24 - 30機
- AH-64E アパッチガーディアン - 96機(配備予定数)
無人機
- WB Electronics フライアイ - 56(調達予定数)
- ポーランド国産の偵察用ドローン。44機が2022年に追加発注された。
- WB Electronics ウォーメイト2 - 100機以上
- エアロノーティクス オービター - 11機
- イスラエル製の偵察用ドローン。ポーランド特別軍でも運用。
- スキャンイーグル - 10機
- WB Electronics FT5-Łoś無人偵察機
- Wizjer NeoX 2無人偵察機
- Orlik PGZ-19R戦術短距離無人偵察機
火器
軍用ナイフ
- 6H4 銃剣 - 約100000
- wz.92 ナイフ - 約3000
- wz.98 ナイフ - wz. 98,wz. 98A,wz. 98Zで合計約500
個人用装備
戦闘用ヘルメット
- Hełm HP-05 -
- 50000個が発注されている。ポーランド陸軍装備品内では最新のヘルメット。
- Hełm wz. 2005
- ポーランド陸軍における標準装備。
- Hełm HA-03
- ポーランド空挺部隊で使用。
- Hełm wz. 67
- 訓練用途でのみ使用。
- Hełmofon czołgowy HC-98
- 夏用(HCL-98)と冬用(HCZ-98)がある。HC-98は戦車兵用。
迷彩及び戦闘服
- wz. 2010 123UL,123UP roll
- ポーランド陸軍と特殊部隊の標準戦闘服。
- 123UT/MON(123Pl,123UTがある)
- 砂漠迷彩戦闘服。
防弾ベスト
- OLV
- 9mmパラベラム弾の貫徹を防ぐことができる。(PN-V-87000: 1999 の基準ではレベル2に分類される。)
- Kamizelka UKO
- Kamizelka UKO-M
- ポーランド軍全体の標準装備で、全ての兵士のみならず特殊部隊も使用している。
軍靴
- wz.928
- ポーランド陸軍の標準軍靴。
- wz.920/P
- ポーランド陸軍における標準軍靴。砂漠地域用。
特別装備
- AD-2000
- ポーランド陸軍における標準装備。パラシュートで、空挺部隊等で用いられる。
化学装備
- Maska MP-5
- Maskpol社により製造されたガスマスク。
- Maska MP-6 - 約28400
- NATO基準を満たしたガスマスクで、必要に応じて給水用ボトルを取り付けることができる。
- FOO-1
- より高いレベルの化学汚染区域で装着する装備。
小火器
拳銃
- P-83 ワナド - 約5000丁
- WIST-94拳銃 - 20210丁
- ポーランド国産の拳銃。近年P-83共々新型の拳銃に置き換える計画がある。
- P99 QA - 約500丁
- 将官クラスの個人用装備として配備されている。
- PR-15 - 約6500丁(現在の配備数)
- 2018年から本格的に生産、配備されている最新型の拳銃。P-83とWIST-94の置き換え用として継続的に配備が進められている。
- FN ブローニング・ハイパワー
- 現用の装備としては確認されていない為、予備用若しくは第二線用の武器として用いられていると思われる。
信号拳銃
- Wz.78
短機関銃(サブマシンガン)
- PM-63 RAK サブマシンガン(退役済み)
- PM-84 Glauberyt サブマシンガン - 15000丁
- ポーランド国産のサブマシンガンで他にも30000丁の予備があるとされる。
- PM-98 GLAUBERYT サブマシンガン
- PM-06 GLAUBERYT サブマシンガン
散弾銃(ショットガン)
- モスバーグM500 - 150丁
自動小銃(アサルトライフル)
- AKM - AKM,AKMŁ,AKMSの合計10000挺
- 他にも300000挺の予備保管がある。現在では訓練や第二戦用に用いられている。
- PMK-PGN-60(ライフルグレネード弾を撃てる)
- Kbk wz. 1988 タンタル(AKS-74改良型)
- 既に退役済み。新生アフガニスタン軍等に供与。
- wz. 1989 オニキス(wz. 1988 タンタルの派生型。AKS-74Uに似ている)
- Kbs wz. 1996 ベリル(5.56mm NATO弾使用)- 1996A,1996B,1996Cそれぞれ約45000挺、約10000挺、約39000挺
- 現在のポーランド陸軍における主要装備。
- Kbk wz. 1996 ミニベリル(Kbs wz. 1996 ベリルのカービンモデル)- 1996B,1996Cがそれぞれ約3000挺、約17000挺
- Kbk wz.2005 ジャンター(Kbs wz. 1996 ベリルをブルパップにしたもの)
- MSBS グロット - MSBS-R,MSBS C16 FB-M0,MSBS C16 FB-M1,MSBS C16 FB-M2それぞれ約640挺、約1000挺、29691挺、約40800挺(最終的には150000挺を配備予定)
- 最新鋭のポーランド国産のアサルトライフル。ブルバップ式の小銃に変更できるなど様々な特徴を持つ。一部がウクライナに供与されている。
対人用狙撃銃
- ドラグノフ狙撃銃(国産のSWD-M型もある)
- SWD - 1100挺
- SWD-M - 158挺
- SWD-MはSWDに新しいスコープとバイポッドを取り付けたものである。
- TRG-21,TRG-22 - それぞれ40挺、206挺
- SAKO TRG M10 SWS - 150挺
- 弾薬に.338ラプア・マグナムを使用するスナイパーライフル。SAKO TRGの最新生産型。
- ボル狙撃銃 - 853挺
- ポーランドが独自開発したスナイパーライフル。弾薬は.338ラプア・マグナム又は7.62×51mm NATO弾を使用する。
対物狙撃銃
- WKW ウィルク - 76挺
- ポーランドが開発した対物ライフル。12.7mm弾を用いる。
軽機関銃
- PK (機関銃)(PK,PKB,PKL,PKS,PKT,PKM,PKMS,PKMSN ,PKMSN-1)(7.62mm NATO弾使用)- PKが約10000挺、PKLが約100挺、PKT,PKM,PKMS,PKMSN,PKMSN-1が合計で2000挺、更に10000挺の予備保管有り
- MG3A1(レオパルト2戦車などのドイツ製軍用車輌の幾つかに搭載)- 600挺
- Kbkm wz. 2003分隊支援火器(5.56mm NATO弾使用)
- UKM-2000P,UKM-2000P zmod.,UKM-2000C,UKM-2000D汎用機関銃 - それぞれ894挺、290挺、337挺、8挺
重機関銃
- NSW重機関銃(NSW,NSWT) - 合計1500挺
- WKM-B 重機関銃で置き換えが進められている。
- WKM-B,WKM-Bz - それぞれ約450挺、約10挺(未満)
- NATO基準の12.7mm弾が用いられている。
- ブローニングM2重機関銃(ハンヴィーに搭載)
- DSzKM - 約160挺
- WZT-2 ARVと152mm SpGH ダナ自走砲のみ用いられている。
グレネードランチャー(アタッチメント)
- Wz.74 Pallad - 約4500基
- Wz.83 Pallad-D - 約450基
- GPBO-40,GSBO-40 - それぞれ746基、160基
- GPBO-40はKbs wz. 1996 ベリルに装着する。GSBO-40はピストルグリップ等を追加した携行型である。
手榴弾
発煙弾
- RGD-2 発煙弾
- RGD-2B,RGD-2CZの2種が配備されている。煙の色は白と黒のみ。
- UGD-200
- カラースモークと白色が用意されている。
対人用手榴弾
地雷(対戦車用)
- TM-62M
- MPP-B Wierzba
- MN-111
- MN-121
- MN-123
- MPB 地雷
自動擲弾銃
- 大宇 K4
- 数100基の発注を行なっている。
- Mk19 自動擲弾銃 - 190基
迫撃砲
- Wz.38/43 - 131門
- 第二次世界大戦時の重迫撃砲で、老朽化が著しい為RAK迫撃砲に置き換えが進められている。
- 2B11 - 14門
- ソ連で開発された迫撃砲で、こちらもRAK迫撃砲で置き換えられる予定。
- M-98 - 93門
- 98mmの迫撃砲弾を発射する。ポーランドが独自で開発したもの。
- LM-60D,LM-60K - それぞれ376門、20門
- LRM vz. 99 ANTOS - 200門以上
- チェコ共和国にて開発された60mm迫撃砲。
- LMP-2017 - 780門
- ポーランドで開発された60mm迫撃砲。
火砲
- RPG-7,RPG-7D,RPG-7DN1,RPG-7W - 合計2000基
- カールグスタフM3 - 34基
- 空挺部隊でのみ使用。
- SPG-9,SPG-9D,SPG-9N
- AT4 (携行対戦車弾)
- M72 EC Mk I - 10000基(調達予定数)
- 2022年にポーランド大統領より導入が発表された。
多連装ロケット
- BM-21 - 227輌
- WR-40 ラングスタ - 75輌
- ポーランド国産の多連装ロケット発射機。最近新たにM-21 FHE "フェニクス" ミサイルを820発導入している。
- RM-70 - 30輌
- M142 HIMARS - 220輌(調達予定数)
- システムをJelcz社製トラックに搭載する予定。
- K239 (多連装ロケット) - 288輌(調達予定数)
- 2022年度に配備が決定した韓国製の多連装ロケット発射機。ポーランド国産のJelcz社製トラックに搭載し、火器管制装置等の技術移転を受ける。
迫撃砲
歩兵携行型ミサイル
携行型対空ミサイル(MANPADS)
- 9K32
- Grom (ミサイル) - 2000基
- ピオルン (ミサイル) - 1300基(発射機600基と3500発のミサイルを発注済)
携行型対戦車ミサイル
- FGM-148F - 180基(発射機本体数)
- スパイクLR - 発射機264基と2645発のミサイル
- モスキート
- スパイクLRによく似た対戦車ミサイル。ミサイルシステムもよく似ている。モスキートLR,モスキートSRが配備予定。
脚注
- ^ “WPROWADZENIE”. 2010年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月12日閲覧。
- ^ “:: Ministerstwo Obrony Narodowej – serwis internetowy :: Uzbrojenie ::”. Mon.gov.pl. 2012年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月20日閲覧。
- ポーランド陸軍のページへのリンク