ポルノグラフィ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 13:51 UTC 版)
ポルノの分類
映画・ビデオ
SM
LGBT
インターネット
出版
漫画/アニメ
ゲーム
アジアにおける日本のポルノ人気
2013年11月に経済産業省主導でクールジャパン機構が発足し、マンガ、和食、ファッションなど、日本のカルチャーを海外に売り込もうという動きが活発化しているが、日本政府の助けなど借りなくとも易々と海外市場を制覇している産業があり、それが日本のポルノだという[35]。
東アジア・東南アジア各国において検索されているポルノに関するワードでは、日本関連のキーワードで検索している人が圧倒的に多く、日本・中国・韓国を除く国では、ほとんど自国の人しかその国のポルノを検索しておらず、東アジア・東南アジア人は、圧倒的な日本フェチである[35]。
東アジア・東南アジア人が日本のポルノに夢中になる理由として、日本のポルノ産業が巨大で影響力が強く、世界的人気となっている「ヘンタイ」や「アニメ」といったジャンルは日本発祥だからである[35]。もう1つの理由は、この地域の大国である中国でポルノが生産されていないことである[35]。香港中文大学准教授のカトリーン・ジェイコブスは、「中国と日本の文化には、性的快感に対する『偏狭な父権的態度』という共通点がある。おそらくこれが、中国人男性が日本のポルノを好む理由だ。無邪気で純粋といった女性像は、欧米のポルノにはあまり見られない」と考察している[35]。
脚注
注釈
出典
- ^ 大辞泉:【ポルノショップ】さまざまな性具・ポルノグラフィーなどを売る店
- ^ 春画は、いつ頃から〈わいせつ〉になり、いつ頃から〈わいせつ〉でなくなったのか
- ^ 小宮自由 (2016年5月19日). “わいせつ物頒布罪は廃止すべきである”. アゴラ. 2019年9月24日閲覧。
- ^ https://movies.yahoo.co.jp/movie/141600/
- ^ “New York Times: Fruits of Passion”. 4 Augsut 2020閲覧。
- ^ キャスト:イザベル・イリエ、クラウス・キンスキー、アリエル・ドンバール、高橋ひとみ、山口小夜子、ピーター、新高恵子ら出演
- ^ 我妻洋 『社会心理学入門(上)』講談社1987:103-104 ISBN 4061588060
- ^ https://www.allcinema.net/cinema/24587
- ^ “Sylvia Kristel”. 2020年6月5日閲覧。
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』12-13頁
- ^ 光文社『FLASH』誌、2019年10月15日号。10月22日・29日合併号。
- ^ ヨコタ村上孝之 『マンガは欲望する』 筑摩書房、2006年、103-104頁。ISBN 978-4480873514。
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』30頁。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』75-76頁・90頁。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』196-208頁。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』139頁。
- ^ 瀬地山角 「ポルノグラフィーの政治学」『新・知の技法』 東京大学出版会 1998年 ISBN 4130033123 pp.74-81.
- ^ レーガン チャイルド・プロテクション・ロウ 2023年1月6日閲覧
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』26-27頁
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』17頁。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』33-34頁
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』22-23頁
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』42-44頁。
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』23頁。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』44頁。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』45-58頁。
- ^ 例えばA. SnitowとP. Califiaの『ポルノと検閲』やN. Strossenの『ポルノ防衛論』。
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』25-27頁・31頁。
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』28-29頁。
- ^ Milton, Diamond; Ayako, Uchiyama (1999). “Pornography, Rape and Sex Crimes in Japan”. International Journal of Law and Psychiatry 22 (1): 1-22. PMID 10086287 2018年1月30日閲覧。.
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』28頁。
- ^ 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』29頁など。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』19頁など。
- ^ 『女はポルノを読む 女性の性欲とフェミニズム』23頁。
- ^ a b c d e “アジアの男たちを夢中にさせる“裏クールジャパン””. クーリエ・ジャポン (講談社). (2014年2月27日). オリジナルの2020年3月1日時点におけるアーカイブ。
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