セガNET麻雀 MJ Arcade
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 23:02 UTC 版)
採用役
過去のMJシリーズで採用されていた、オープン立直・八連荘・三連刻・四連刻・大車輪は採用されていない。
☆…門前役、※…食い下がり役、 ○…上がり特典として宝箱(銀)が与えられる(翻役のみ)
一翻
二翻
- ダブル立直☆
- 七対子☆ - 二翻25符相当。
- 全帯※
- 三色同順※ - 三人打ちルールでは不可能。
- 一気通貫※
- 対々和
- 三色同刻
- 三暗刻
- 三槓子○
- 混老頭○ - 必ず七対子or対々和が複合する。
- 小三元 - 必ず役牌2が複合する。
三翻
満貫
- 流し満貫 ○- 和了扱い。
六翻
- 清一色※○-宝箱は門前のみ
倍満
- 人和☆○ - 他の役と複合しない。但し、元の上がり点が倍満を超える場合は人和は無効となり高い方の上がりが優先される。
役満
役満及び数え役満のアガリにはすべて宝箱(金)が与えられる。この場合、宝箱(銀)を重複して得ることは出来ない。一つの役でダブル役満(大四喜、四暗刻単騎待ちなど)は取れないが、役満同士の複合は認められている。
- 天和☆
- 地和☆
- 緑一色 - 發の有無を問わない。
- 四暗刻☆ - 単騎待ち・シャンポン待ちのツモ上がりの得点を区別しない。
- 九蓮宝燈☆ - 筒子、索子も可。
- 国士無双☆ - 13面待ちもフリテン適用。
- 大三元
- 字一色
- 清老頭
- 四喜和 - 小四喜、大四喜の得点を区別しない。
- 四槓子 - 雀頭の完成を以って和了りとする。
バージョン情報
稼働開始後もアップデートにより、仕様の追加・変更が行われている。以下では主な変更点について記述する。
- 初期バージョン
- SUPERプロリーグ実装。
- ガチャモード実装。
- 『MJ5R』以前の店舗内イベント『経験値2倍タイム』を上級段位対象の『二倍争奪戦』を統合する形で『経験値2倍変動戦』として常設。参加には追加でGPが必要になった。
- 公式モードの参加方法を変更。段位によって参加卓が決定し、一般卓は級位者、上級卓は初段〜九段でないと参加不可となった。プロ卓は引き続き十段以上のまま。
- Ver.1.10[9]
2017年7月27日稼働開始
- 「モード再選択」機能を導入。コンティニュー画面でモード再選択を行うと、GPを保持したままモードセレクタに移行する。コンティニュー料金は引き継げず、所持GPが初回プレイGPに満たない場合、GP購入画面に移行する。また、フリー対決に参加しており、規定試合数未消化の場合はその時点の結果に関係なく敗北扱いとなる。
- 「コンティニュー受付時間延長」機能を全モードで使用できるように変更。 「延長する」を押すと、コンティニュー受付時間を600秒延長できる。
- 一部の肩書きが表示されない不具合を修正。
- Ver.1.20[10]
2017年11月16日稼働開始
- 実況ボイスに小林未沙、解説ボイスに馬場裕一を追加。これに伴い、従来のボイスと切り替え可能になり、対局中に「設定」タブ内の「サウンド設定」でいつでも切り替えられる。
- 公式モードの参加方法を変更。参加条件を満たしている卓から任意で選択可能に。
- Ver.1.30[11]
2018年3月1日稼働開始
- 段位が「雀狼」以上のプレイヤーを対象に、公式モードのプロ卓限定で「星の砂変動戦」を導入。対局結果によって変動する『星の砂』を集めることで星を獲得し、黄道十二星座をモチーフにした12の星座の完成を目指すことになる。12個の星座全てをコンプリートすると、「極天位」の称号が与えられ、公式サイトの「極天位達成者」にニックネームが掲載されることになる。
- 実況ボイスに小山剛志、解説ボイスに土田浩翔・井出洋介を追加。対局中に「サウンド設定」で実況・解説ボイスを切り替え可能。
- Ver.1.40[12]
2018年7月2日稼働開始
- 全国イベント予選をA・Bの2回実施(ミニ全国大会Rなど一部大会は対象外)。
- 新アイテムカテゴリとして「アガリ点灯SE」を追加。アガリ時のSEをカスタマイズできる。ただし対局中に「サウンド設定」でアガリ点灯SEを「OFF」にしている場合は再生されない。
- Ver.1.50[13]
2018年10月25日稼働開始
- SPキャラの表示設定に、従来のON/OFFに加えて対戦相手のSPキャラのみを表示しない(代替キャラクターに切り替える)設定を追加。
- 対局開始時の最強位登場演出を削除。
- Ver.1.60[14]
2019年2月28日稼働開始
- Mリーグ卓実装。
- 上級卓を一般卓に統合。これに伴い、MJルールでの半荘戦はイベント開催時を除き、四人打ちの段位が十段以上でないとプレイ不可能となった。
- 1位コンティニュー時の最低保証持ちタイムを20秒に増加。
- チャット設定をOFFにしている間、対局相手の「チャットON」「チャットOFF」表示を確認出来なくなった。
- カラー点棒を導入。
- Ver.1.70[15]
2019年7月10日稼働開始
- 「カード使用」選択時に、未登録のカード、または携帯電話の場合、「新規登録」のシーケンスに遷移するように変更。
- メニュー画面の「各種手続き」内に、『権利表記』を表示するボタンを追加。
- 『CODE OF JOKER THE AGENTS』の稼働終了に伴い、同作から本作へ改造された筐体への対応を実施。
- Ver.1.80[16]
2019年12月18日稼働開始
- 全国イベントに新要素追加。
- 一発・赤ドラ・裏ドラなどの条件を満たしてアガると獲得出来る『祝儀チップ方式』の導入。獲得した祝儀チップはイベントのスコアや幻球水に変換される。
- 上級段位限定の新イベント『幻球乱舞』の導入。これにより対局者の幻球色に関わらず「原点攻防戦」が発生する。
- 合計スコア方式限定で『成績リセット機能』を導入。GPを消費することでイベントの合計スコアが0にリセットされるので、余りにもスコアが悪すぎる場合の再チャレンジに活用できる。
- 新たな肩書きの追加。チップ・チャレンジ・トレジャー・アイテムにまつわる獲得条件を満たすことで使用可能となる。
- Ver.1.81[17]
2020年6月29日稼働開始
- 幻球変動戦の発生時に、フリー対決の報酬内容が正しくない不具合を修正。翌7月3日にフリー対決の開催が再開された。
- Ver.1.9[18]
2020年10月8日稼働開始
- 上級段位限定の新イベント「幻の旅客船」の導入。定期イベントとして開催されており、後述する現行バージョン以降でも開催されている。本バージョンでは全6便が運航された。
- 土田浩翔プロの独特な解説ボイスを多数追加(1回目の追加)。対局中に「サウンド設定」で解説ボイスを切り替え可能。
- 「経験値3倍変動戦」を追加。従来の経験値2倍変動戦とタブで切り替え可能で、100GPを消費することで参加可能。
- 「プレイ中ユーザー確認」機能の追加。これによりMJ.NETで、友人や知人などのプレイ中のモードを確認可能。同じモードで対戦したり、違うモードで対戦を避けたりする際の参考にすることが出来る。但しプロフィール設定の「プレイ日、居場所公開」が、公開対象ではないプレイヤーは確認出来ない。
- Ver.2.0[19]
2021年4月21日稼働開始
- 卓のデザインをカスタマイズできる「卓背景アイテム」が新登場。MJ.NETのショップ、クーポンにも卓背景アイテムが追加されている。
- 土田浩翔プロの独特な解説ボイスをさらに追加(2回目の追加)。対局中に「サウンド設定」で解説ボイスを切り替え可能。
- 対局中のBGMをリニューアル。これによりMJ.NETのメダル交換所にVer.1.9までのMJ ArcadeデフォルトBGMがアイテムBGMとして追加され、東一局からオーラスまでの全8曲が用意された。
- 本バージョンにおける幻の旅客船は通算第7便から第14便までの全8便が運航された。
- Ver.2.2[20]
2021年10月25日稼働開始
- 全国イベントに新ルール「金ドラルール」を追加。金ドラ1枚につきドラ2扱いとなる金5牌を使用した特殊ルールとして、赤ドラなしの「金ドラルール」、赤ドラありの「赤金ルール」が追加された。
- 鳴き設定にドラが絡む面子や刻子だけに絞って鳴ける「ドラ鳴き指定」を追加。詳細鳴設定併用時はドラ鳴きよりも優先される。
- 「局開始時鳴き設定」を追加。MJ.NETで設定することで局開始時から「全鳴無」にすることが可能になった。従来通り「全鳴有」のままにしたり、前述の「ドラ鳴」にすることも出来る。
- 公式モードのマッチング変更。一定時間経過してもマッチングが成立しない場合、「一般卓」と「プロ卓」でマッチングするように変更。従ってプロ卓のプレイヤーが一般卓のプレイヤーとマッチした場合、幻球争奪戦は発生しない。
- MJ.NETのメダル交換所に、MJ4以降のモードセレクト時のBGMをアイテムBGMとして追加。
- 本バージョンにおける幻の旅客船は通算第15便から第19便までの全5便が運航された。
- Ver.2.21[21]
- 2021年10月29日稼働開始
- 鳴き設定の変更や行うタイミングによって、一時的に「全鳴無」の状態になり、鳴き設定になっていても鳴けない場合がある不具合を修正。
- Ver.2.22[22]
- 2021年12月6日稼働開始
- Ver.2.2でプレイした牌譜が、MJ Viewerで正しく再生されない不具合を修正。
- Ver.2.3[23]
2022年4月5日稼働開始
- 新要素「月間幻球争奪数」の導入。月間の幻球争奪戦や原点攻防戦での幻球争奪数を競う。
- 上位プレイヤーは「幻球」や「肩書」の得点を獲得できる。
- ランキング上位50名には「開催月」と「開催月の翌月」の2ヶ月間限定で表示される専用の肩書きが授与される。
- 月間1位に輝けば専用称号「争奪王」のタイトルが与えられ、専用の登場演出などが行われる。専用演出は他のプレイヤーに「争奪王」のタイトルが移動するまで有効。
- 従来まではプロ卓半荘戦・幻球バトル・幻球乱舞・最強位バトル・Mリーグ卓のいずれかで発生していた「原点攻防戦」が、プロ卓東風戦・プロ卓三人打ちでも発生するようになった。同時にプロ卓半荘戦では原点攻防戦の争奪個数を変更。
- 従来までは途中終了時のみ入った「代走機能」の範囲を拡張。『対局中に、一定時間入力がない場合』に、自動でCPUに切り替わり対局を進める。
- 本バージョンにおける幻の旅客船は2022年10月16日までに通算第20便から第23便までの全4便が運航された。
- Ver.2.4[24]
2022年10月25日稼働開始
- 幻球乱舞のリニューアル。「幻球大乱舞」と称し、最強位バトルと同様のシーズン制となり、シーズン中の幻球争奪数を競う。シーズン1位獲得で「幻舞神」のタイトルを獲得。
- 月間幻球争奪数などにおける、一部ランキングの集計間隔の短縮。
- ボイス付きSPキャラで、再生されるボイスの種類に「挨拶ボイス」を追加。
- 鳴き設定の「ドラ鳴き指定」を廃止。
- 本バージョンにおける幻の旅客船は2023年1月3日までに通算第24便が運航された。同年2月11日・12日に第25便が運航予定。第26便以降の運航日程は1月現在まで未定。[25]
脚注
- ^ セガNET 麻雀『MJ シリーズ』と「パチスロ獣王 王者の覚醒」がコラボ! 全国大会『パチスロ獣王CUP』開催 4月25日にMJ アーケード版が『セガNET 麻雀MJ Arcade』に進化 参戦プロ8名による対局動画を本日より公開!セガ・インタラクティブ 2017年4月21日
- ^ 『MJ Arcade』ロケテストのお知らせ セガネットワーク対戦麻雀MJ5 R EVOLUTION公式サイト 2017年3月
- ^ ただし、『CODE OF JOKER THE AGENTS』の稼働終了に伴い改造された筐体については、同作のRINGEDGE2を流用。
- ^ a b MJシリーズ最新作『MJ Arcade』発表! セガネットワーク対戦麻雀MJ5 R EVOLUTION公式サイト 2017年2月10日
- ^ セガ・インタラクティブ,コナミアミューズメント,バンダイナムコアミューズメント 3社共通「アミューズメントICカード」対応開始 10月25日より「アミューズメントICカード」対応Aimeカード発売セガ・インタラクティブ 2018年10月25日
- ^ カード1枚でバンダイナムコ、コナミ、セガのアーケードゲーム対応サービスが相互利用可能に! 3社共通「アミューズメントICカード」の対応をスタートします 10月25日より「アミューズメントICカード対応バナパスポートカード」を発売バンダイナムコアミューズメント 2018年10月25日
- ^ アミューズメントICカード対応「e-amusement passカード」の相互利用開始-KONAMI、セガ、バンダイナムコ3社のゲームが、もっと身近に、もっと楽しく-コナミアミューズメント 2018年10月25日
- ^ 滅多に起こり得ないケースであるが、一般卓受付時間終了の直前にモード再選択を行い、モードセレクタに戻る前に受付終了となった場合はシングルモードとガチャモードのみプレイ可能。
- ^ “『MJAC Ver.1.1』 稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2019年4月15日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.2』11/16より稼働開始!”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2019年4月15日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.3』 3/1より稼働開始!”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2019年4月15日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.4』 稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2019年4月15日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.5』 稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2019年4月9日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.6』 稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2019年4月9日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.7』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.8』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2020年5月22日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.81』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2020年8月5日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.1.9』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2020年11月1日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.2.0』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2022年3月2日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.2.2』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2022年3月2日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.2.21』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2022年3月2日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.2.22』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2022年3月2日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.2.3』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2022年10月6日閲覧。
- ^ “『MJAC Ver.2.3』稼働開始のお知らせ”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “【イベント情報】幻の旅客船”. セガネットワーク対戦麻雀【MJ ARCADE】公式サイト. セガ・インタラクティブ. 2023年1月11日閲覧。
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