ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 05:59 UTC 版)
歴史
元々はボストン空港と呼ばれていたローガン空港は1923年9月8日に開港し、主にマサチューセッツ州空軍と The Army Air Corp が使用していた。最初の定期商業旅客便は1927年にボストンとニューヨーク市との間でコロニアル航空運送 (Colonial Air Transport) によって始められた。
国内主要都市やカナダのほか、南アメリカやヨーロッパ、アジアとの国際線が多く就航している。
名称はボストン出身の軍人、エドワード・ローレンス・ローガン陸軍少将にちなんだものである。
2005年には、離陸しようとしていたUSエアウェイズ機とエアリンガス機が滑走路上で危うく衝突仕掛けるニアミス事故が発生。事故後、タワー管制の規定改正が行われた。
ターミナル
ローガン国際空港には4つのターミナル(A,B,C,E)があり、無料シャトルバスで連絡している。Eは国際線用で税関と入管がある(但し、カナダのモントリオール、オタワ、トロント及びバンクーバー、それ以外の国や地域では、アルバ、バミューダ、カンクン、ナッソー及びSan Juanなど、米国税関に事前に保証される場所から来る人を除く)。
主な就航路線
空港アクセス
シルバーライン
マサチューセッツ湾交通局(MBTA)のシルバーラインSL1系統が各ターミナルとボストン南駅を結んでいる。使用されているのは内燃・電気駆動の連接型バスである。市内行きの運賃は無料で、地下鉄レッドライン、コミューター各線の沿線にはこちらが便利である。さらに、レッドラインを介して、グリーンライン、ブルーライン、オレンジラインの地下鉄各路線にも無料で乗り換えることができる。
市内からの料金は有料で、地下鉄からの乗り換えの場合は地下鉄料金に含まれる。チャーリーカード(ICカード)を用いた方が、一回$2.40と安くなるので、空港に着いた時に案内所(ground transportationと表示)でもらっておくとよい。バス乗り場や駅ではもらえないことがある。カードは無料である。現金払いは$2.90となる。
ブルーライン
ブルーラインのAirport Stationと各ターミナル間にシャトルバスが出ている。ターミナルにより22、33、55系統を利用する。この場合、バス自体は無料であるが、地下鉄に乗る時は有料である。この場合も、チャーリーカードをもらっておき、駅でチャージするとよい。
- ^ FAA Airport Form 5010 for BOS (PDF) . Retrieved 2007-03-15.
- ^ Massport
- ^ Boston-Logan International Airport: Monthly Airport Traffic Summary - December 2019 (PDF) (Report). Massachusetts Port Authority. 2021年12月19日閲覧。
固有名詞の分類
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