コンパクト空間 関連項目

コンパクト空間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 03:23 UTC 版)

関連項目


注釈

  1. ^ この部分の議論はコンパクト化の概念を定義する事により、厳密化する事ができる
  2. ^ なお、閉多様体という言葉は書籍により意味の違いがあり、コンパクトな多様体を閉多様体と呼ぶものと、コンパクトで縁のない多様体を閉多様体と呼ぶものが有る
  3. ^ より厳密に言うと、有向集合(Λ,≤)と、ΛからXへの写像x : ΛXの組の事をΛを添字集合とする有向点族と呼ぶ
  4. ^ 単に「ボルツァーノ・ワイエルシュトラス性」といったとき有向点族に対するものを指すのか点列に対するものを指すのかは書籍により異なるので注意が必要である。
  5. ^ なお、任意の点列が収束部分列を持つこと(すなわち点列コンパクトである事)と集積点を持つ事とは一見同値にみえるが、Xが第一可算公理を満たさない場合は前者のほうが後者よりも一般には強い条件である。Xが第一可算公理を満たしさえすれば、点列の集積点xXの加算近傍系に属する各近傍からの元を一つずつ選ぶことでxに収束する部分列を取れるが(具体的にはとするとき、とすれば、部分列xに収束する)、Xが第一可算公理を満たさない場合はこのような手法でxに収束する部分列を作る事ができないからである。
  6. ^ #Schechter p.449ではパラコンパクト性質の条件としてハウスドルフではなくそれより弱い「preregular」を課しているが、この意味でのパラコンパクト性を満たせばハウスドルフになる事が示されているので定義は同値である
  7. ^ なお#Schechter p.449.ではハウスドルフではなくそれより弱い「preregular」(同文献p.439-440参照)をこの定理に課しているが別の注釈ですでに述べたようにパラコンパクトな空間ではpreregularならハウスドルフである

出典

  1. ^ Cambridge English Dictionary”. 2021年1月19日閲覧。
  2. ^ a b #Kelly pp.65-66.
  3. ^ a b #Schechter 7.6
  4. ^ a b c d e #Kelly pp.135-136.
  5. ^ #Schechter p.461.
  6. ^ #Kelly p.141.
  7. ^ #内田 p.146
  8. ^ #内田 pp.145-146.なお、この文献では必要性しか示されていないが、十分性に関しても以下のアイデアで示せる:Xの完備化とすると、仮定より上の点列はコーシー列を部分列に持ち、は完備なのでこのコーシー列は収束する。すなわちは点列コンパクトである。点列コンパクトは全有界かつ完備である事と同値なので、は全有界であり、したがってXも全有界である。
  9. ^ #Kelly p.198.
  10. ^ #Schechter pp.505-506.
  11. ^ #Schechter p.507
  12. ^ #Heil p.3.
  13. ^ #内田 p.95
  14. ^ #内田 p.118.
  15. ^ 「コンパクト⇒点列コンパクト」は定義より明らか。「可算コンパクト⇒擬コンパクト」は#Schechter p.468より。「点列コンパクト⇒可算コンパクト」は#Kelly p.162より可算コンパクト性は任意の点列が集積点を持つ事と同値なので。ここで点xXが点列集積点であるとは、xの任意の近傍Nに対し、となるnが無限個ある事をいう(#Kelly p.71)[注 5]
  16. ^ #Schechter p.470
  17. ^ #Kelly p.162.
  18. ^ #Schechter p.468
  19. ^ a b c d #Kelly pp.156-161.
  20. ^ a b #Kelly pp.126,128.
  21. ^ #Kelly p.171.
  22. ^ #Willard、Theorem 16.9, p. 111
  23. ^ #Willard、Theorem 16.11, p. 112
  24. ^ #松島,p. 86.
  25. ^ a b #Kelly p.172.
  26. ^ Kelly p.171.
  27. ^ a b c #Schechter p.445.
  28. ^ #Schechter p.449.





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