グルタミン酸 グルタミン酸の概要

グルタミン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 13:57 UTC 版)

グルタミン酸
識別情報
CAS登録番号 617-65-2 
56-86-0 (L-異性体)
6893-26-1 (D-異性体)
PubChem 611
ChemSpider 591 
UNII 61LJO5I15S 
日化辞番号 J9.171E
EC番号 210-522-2
E番号 E620 (調味料)
KEGG C00302 
C00025 (L-グルタミン酸)
C00217 (D-グルタミン酸)
ChEMBL CHEMBL276389 
1369
特性
化学式 C5H9NO4
モル質量 147.13 g mol−1
外観 白色結晶性粉末
密度 1.4601 (20 °C)
融点

199 °C(分解)

への溶解度 soluble
危険性
GHSピクトグラム
Hフレーズ H301, H315, H335
EU Index Xn
NFPA 704
1
2
0
関連する物質
関連物質 α-ケトグルタル酸
アンモニア
グルタミン
グルタミン酸ナトリウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酸性極性側鎖アミノ酸に分類される。タンパク質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸動物の体内では神経伝達物質としても機能しており、グルタミン酸受容体を介して神経伝達が行われる、興奮性の神経伝達物質である。

グルタミン酸が多くつながると、納豆の粘性物質であるポリグルタミン酸になる。

致死量はLD50=20グラム/キログラムであり、体重50キログラムのヒトなら1,000グラム=1キログラムである。


  1. ^ 軟水と硬水について 株式会社コスモライフ
  2. ^ 硬水・軟水で料理の味が変わる 味博士の研究所
  3. ^ 軟水、硬水はどのように使い分けされているのでしょうか。日本ミネラルウォーター協会
  4. ^ a b 鈴野弘子、豊田美穂、石田裕「ミネラルウォーター類の使用が昆布だし汁に及ぼす影響」『日本食生活学会誌』第18巻第4号、日本食生活学会、2008年、376-381頁、CRID 1390001205198484736doi:10.2740/jisdh.18.376ISSN 1346-9770 
  5. ^ a b c 中森茂「アミノ酸発酵技術の系統化調査」『平成19年度技術の系統化調査報告』、国立科学博物館、2008年、53-91頁、NDLJP:115466462024年1月22日閲覧“国立国会図書館デジタルコレクション” 
  6. ^ 日本学士院賞 「醱酵によるアミノ酸類の生成に関する研究」” (PDF). 日本学士院. 2022年5月8日閲覧。
  7. ^ アミノ酸発酵 - 日本大百科全書(ニッポニカ) コトバンク


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