くいしん坊!万才
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 05:41 UTC 版)
概要
1974年10月2日に放送を開始(フジテレビ公式サイトでは、リポーターが固定化された1975年6月としている[3])。キッコーマンの一社提供番組で、毎回日本各地の名物料理を食べ歩く[4]。国内のみならず、海外でのロケを行う場合もある。2014年に(リポーター固定後の)放送開始40周年を迎え、長寿番組となっている。
当初は火曜と金曜を除く週5日間の帯(21:54 - 22:00枠)で放送されていたが、1983年10月以降は週4日間の帯に減少し、1999年4月から2018年9月まで月曜のみの放送となっていたが、2018年10月からは日曜昼前(11:45 - 11:50枠)のみの放送に移行、放送開始45年目にして初のノンプライム放送となり、2022年10月改編で日曜夕方枠(17:25 - 17:30)に移動。
スタート当初はフィルムによるロケーション撮影だったが、技術の変遷で竜崎勝時代にはVTR撮影に変わった。
「○○○○のくいしん坊!万才」のタイトルコールは、宍戸錠時代から本人がコールするようになった。
テーマ曲(愛場俊彦作曲)は、村野武範時代以降はくいしん坊交代ごとにアレンジされている。ただし、辰巳琢郎時代のオープニングは、テーマ曲が変更となりアニメーションも辰巳の顔部分だけ実写だった。山下真司起用後はテーマ曲・アニメとも元のスタイルに戻された。なお、リポーター固定化前は全く異なる音楽が使われていた。
放送曜日
期間 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1974年(昭和49年)10月 - 1981年(昭和56年)3月 |
○ | - | ○ | ○ | - | ○ | ○ | 週5回[注 2] |
1981年(昭和56年)4月 - 1983年(昭和58年)9月 |
○ | - | ○ | ○ | ○ | - | ○ | 週5回[注 3] |
1983年(昭和58年)10月 - 1984年(昭和59年)9月 |
○ | - | ○ | - | ○ | - | ○ | 週4回[注 4] |
1984年(昭和59年)10月 - 1999年(平成11年)3月 |
○ | ○ | ○ | - | - | - | ○ | 週4回[注 5] |
1999年(平成11年)4月 - 2018年(平成30年)9月 |
○ | - | - | - | - | - | - | 週1回 |
2018年(平成30年)10月 - |
- | - | - | - | - | - | ○ | 週1回[注 6] |
注釈
- ^ 放送回数は公式サイトのバックナンバーに記載。
- ^ 火曜は『ミュージックフェア』、金曜は『ゴールデン洋画劇場』が、それぞれ放送されているため設置せず。
- ^ 『ゴールデン洋画劇場』が金曜から土曜に移動したため、土曜放送を廃止し、入れ替わって金曜放送を開始。なお1981年10月から火曜21:00には1時間番組『なるほど!ザ・ワールド』を開始したが、当番組は設置せず、別のミニ番組『ニューフェイス'81』を編成した。
- ^ 『時代劇スペシャル』が金曜から木曜に移動したため。
- ^ 『金曜女のドラマスペシャル』編成に伴い、金曜放送を廃止。入れ替わって火曜放送を開始。
- ^ 44年間月曜のゴールデンタイムでの放送を終了し、日曜11:45 - 11:50枠に移動。なお、日曜放送は19年ぶりとなる。
- ^ アメリカ合衆国での放送分でも、キッコーマンがスポンサーとなっている。
- ^ 現在のCX金曜22時台ミニ番組と同じ。
- ^ KTSの1992年10月当時の19時台は、月曜に『志村けんのだいじょうぶだぁ』、木曜に『クイズ!年の差なんて』、土曜に『大相似形テレビ』がネットされていた。
- ^ 放送枠は9:55 - 10:55で、『チャンネルΣ』の第1部で放送(第2部は「2015年ワールドカップバレーボール」関連番組)。
- ^ 現在はさくらんぼテレビで放送されているが、本放送当時は山形テレビで放送されていた。
- ^ 放送当時は1987年(梅宮時代末期)から2008年(松岡時代の途中)まで使用していた1世代前の「KIKKOMAN」ロゴ(赤色)。アニメーション自体はそれ以前の六角形マーク(六角形の中に「萬」)に「キッコーマン」ロゴ時代に制作されたものだが、1世代前のロゴへの変更で最後の部分が差し替えられていた。
- ^ a b c 「Kikkoman」ロゴに伝統の六角形マーク(六角形の中に「萬」)(オレンジ色)。
- ^ 共同テレビのロゴを現在使用中の「共テレ」に置き換えた。
- ^ a b 放送当時は開始時から1986年(梅宮時代の途中)まで使用していた六角形マーク(六角形の中に「萬」)に「キッコーマン」のロゴ(赤色)。
- ^ a b 放送当時のフジテレビ・共同テレビのロゴが現在と異なるため、目玉マーク付きの「フジテレビ」と「共テレ」にそれぞれ置き換えた。
出典
- ^ “松岡修造のくいしん坊!万才 〜 松岡修造のくいしん坊!万才 〜 番組制作 情報”. 共同テレビジョン. 2018年9月18日閲覧。
- ^ 但馬オサム「うしおそうじ&ピープロダクション年表」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、pp.102-109、ISBN 978-4-8003-0865-8。
- ^ くいしん坊!万才公式サイト・初代食いしん坊
- ^ 「(放送界パトロール) / 土岐唯男」『電子』第17巻第3号、日本電子機械工業会、1977年3月1日、42 - 43頁、NDLJP:2370936/23。
- ^ 『週刊TVガイド 東北版』1981年5月15日号、111ページ。
- ^ 『福島民報』1975年9月29日 - 1977年4月30日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『読売新聞』読売新聞社。1976年7月2日夕刊・「丸井クレジット」広告(丸井のCMに会える時間です。)より。8頁。
- ^ 『朝日新聞』朝日新聞社。1976年8月7日夕刊・「丸井クレジット」広告(丸井がお送りしているTV番組です。)より。4頁。
- ^ 『朝日新聞』朝日新聞社。1976年10月1日夕刊・「丸井クレジット」広告(丸井がお送りしているTV番組)より。8頁。
- ^ 『福島民報』1979年1月8日 - 1983年12月21日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1976年5月1日 - 6月12日付テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1976年10月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 北國新聞 1990年2月4日付朝刊テレビ欄
- ^ 北國新聞 1994年5月30日付朝刊テレビ欄
- ^ 『中日新聞縮刷版』中日新聞本社、1978年10月。
- ^ “なごや探題:キッコーマン食品中部支社・眞鍋尚治支社長 シェア拡大が最大の使命”. 2021年10月7日閲覧。
- ^ “高島彩、父・竜崎勝さんの名場面に感激「うれしい」 『くいしん坊!万才 放送40周年SP』放送”. ORICON (2015年7月16日). 2015年7月16日閲覧。
- ^ “6代目食いしん坊の梅宮さん、料理に情熱を燃やした”. Nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2019年12月12日) 2019年12月13日閲覧。
- ^ “チャンネルΣ 2015/08/22(土)09:55 の放送内容”. TVでた蔵. 富士ソフト株式会社. pp. 1-2 (2015年8月22日). 2019年12月13日閲覧。
- ^ 『FNS27時間テレビ にほん人は何を食べてきたのか?』公式サイト
- ^ “「くいしん坊!万才」15日に梅宮辰夫さん追悼特番”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2019年12月13日) 2019年12月16日閲覧。
- ^ "宍戸錠さん追悼放送 26日フジテレビ「くいしん坊!万才」で38年前の秘蔵映像". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 24 January 2020. 2020年1月25日閲覧。
- ^ "俳優の川津祐介さん死去、86歳…「ザ・ガードマン」などで活躍". YOMIURI ONLINE. 読売新聞社. 4 March 2022. 2022年3月4日閲覧。
- ^ 川津祐介さん死去 86歳 「ザ・ガードマン」「くいしん坊!万才」出演の元祖マルチタレント - スポーツ報知 2022年3月4日
固有名詞の分類
- くいしん坊!万才のページへのリンク