雁皮とは? わかりやすく解説

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がん‐ぴ【×雁皮】

読み方:がんぴ

ジンチョウゲ科落葉低木暖地に多い。高さ約1.5メートル卵形。夏、筒形の薄黄色小花集まって咲く。樹皮繊維紙の原料となる。《 花=夏》


雁皮

読み方:ガンピ(ganpi)

ジンチョウゲ科落葉高木


雁皮

読み方:ガンピ(ganpi)

ジンチョウゲ科落葉灌木樹皮から繊維をとって紙の材料とする。


雁皮

読み方:ガンピ(ganpi)

ナデシコ科多年草園芸植物

学名 Lychnis coronata


雁皮

読み方:ガンピ(ganpi)

ジンチョウゲ科落葉低木

学名 Wikstroemia sikokiana


雁皮


ガンピ

(雁皮 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/16 23:38 UTC 版)

ガンピ
ガンピ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: フトモモ目 Myrtales
: ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae
: ガンピ属 Diplomorpha
: ガンピ D. sikokiana
学名
Diplomorpha sikokiana (Franch. et Sav.) Honda (1930)[1]
シノニム
和名
ガンピ(雁皮)、カミノキ[1]
ガンピの花
三重県伊勢市朝熊山

ガンピ(雁皮[4]学名: Diplomorpha sikokiana)はジンチョウゲ科ガンピ属落葉低木コウゾミツマタとならび用いられてきた和紙の主要原料である[5]。別名はカミノキ[1]

名称

和名「ガンピ」の名の由来は、カニヒ(伽尼斐)という植物の古名から転化したという説と、カミヒ(紙斐)が訛ったともいわれている。

分布・生育地 

本州静岡県及び石川県以西)、四国九州の暖地に分布する[5]。四国、九州(黒髪山)、静岡、兵庫などに多く分布する[4]。暖地を好み、山中の日当たりのよいところに生える[4]

特徴

落葉広葉樹低木で、高さ1.5 - 2メートル (m) になる[4]。枝はなめらかで濃褐色をしており、若い枝には毛がある[4]互生し、長さ3 - 5センチメートル (cm) の卵型で、全体に絹毛がある[4]。特に葉の裏面に絹毛が多く生える[4]

花期は初夏(5 - 6月)[4]。枝の先に黄色の小花が頭状に数個集まってつく[4]には花弁がなく、萼が長さ7 - 8ミリメートル (mm) の筒状になり、先端が4裂して花冠状になる[4]雄蕊は8個つく[4]

果期は10 - 11月[4]果実痩果で、長さ5 - 6 mmの紡錘形をしており、萼筒に包まれて褐色に熟す[4]

栽培

コウゾやミツマタは農林家によって栽培されてきたのに対し、ガンピは栽培不可能あるいは栽培困難と考えられていた[5]。一般的には山野のものを利用するが、栽培例もあり、2021年(令和3年)には越前和紙の原料として栽培された菅浜雁皮が採取されている[6]

コウゾやミツマタが1年から2年で原料になるのに対し、ガンピの生育期間は約5年である[6]。実生、根分け挿し木などにより苗を育てるが、1年目の植え替えの際によほど注意しないと枯死する[7]

利用

樹皮の繊維がきめ細かく、高級和紙の原料となる[4]。ただし、繊維が強いため、漉くときにシワになりやすいなど扱いは難しい[6]

富山県(主に県東部の地域)では模造紙のことを雁皮という。新方言の一つ。[要出典]

脚注

  1. 1 2 3 米倉浩司・梶田忠 (2003-). Diplomorpha sikokiana (Franch. et Sav.) Honda ガンピ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月24日閲覧。
  2. 米倉浩司・梶田忠 (2003-). Wikstroemia sikokiana Franch. et Sav. ガンピ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月24日閲覧。
  3. 米倉浩司・梶田忠 (2003-). Daphne sikokiana (Franch. et Sav.) Halda ガンピ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月24日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 45.
  5. 1 2 3 今井三千穂「自生ガンピの生育環境」『森遊 第6号』第3巻第1号、福井県自然保護センター、1992年、4-5頁。
  6. 1 2 3 越前和紙の原料 菅浜雁皮を復活”. 日本原子力研究開発機構敦賀事業本部. 2026年4月16日閲覧。
  7. 渡辺資仲「ガンピ」『新版 林業百科事典』第2版第5刷 p128 日本林業技術協会 1984年

参考文献

  • 西田尚道監修 学習研究社編『日本の樹木』 5巻、学習研究社〈増補改訂 ベストフィールド図鑑〉、2009年8月4日、45頁。ISBN 978-4-05-403844-8 

関連項目


雁皮(がんぴ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:25 UTC 版)

黒谷和紙」の記事における「雁皮(がんぴ)」の解説

ジンチョウゲ科樹木で、雁皮で漉いた紙は半透明光沢をもつ美しい艶を備える高級和紙として流通する。しかし、栽培困難なため自生したものを採取するほかなく、原料限りがあり、生産量多くない繊維粘り強く紙の原料として奈良時代ごろから当初混ぜて用いられ、やがて単体和紙作り用いられるようになった

※この「雁皮(がんぴ)」の解説は、「黒谷和紙」の解説の一部です。
「雁皮(がんぴ)」を含む「黒谷和紙」の記事については、「黒谷和紙」の概要を参照ください。

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