ころ・ぶ【転ぶ】
読み方:ころぶ
[動バ五(四)]
1 ころころと回転しながら進む。ころがる。「子犬が—・ぶように駆けてくる」
2 からだのバランスを失って倒れる。転倒する。「ぬかるみで滑って—・んだ」
3 物事の成り行きが他の方向に変わる。事態がある方向へ向かう。「どちらへ—・んでも大勢は変わらない」
4
㋑権力や誘惑に負けて、今までの主義・主張などを変える。転向する。「金に—・んで言いなりになる」
「二貫も御祝儀を遣りゃすぐ—・ぶっていうんで」〈荷風・腕くらべ〉
[可能] ころべる
まろ・ぶ【▽転ぶ】
「転ぶ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は滑って、すんでのところで転ぶところだった。
- 転ぶとすぐに彼女は泣いてしまった。
- 赤ん坊はよく転ぶ。
- 数歩先で小さな子がつまずいて転ぶのを見た。
- 女の子が転ぶのを見て、私は思わず走り込んだ。
- 気を付けないと凍った階段で滑って転ぶよ。
- 鎧をつけている人は、転ぶと大きな音がする。
- どちらに転ぶか、微妙なところです。
- うつ向きに転ぶ
- スッテンと転ぶ
- 仰向きに転ぶ
- 金に転ぶのが当世人情だ
- 何でも金に転ぶのが当世だ
- 足並みが乱れ、転ぶ、あるいはほとんど転びそうである
- 人々が転ぶのを防ぐ階段かバルコニーの側面の手摺り
- 彼は、バナナの皮で滑り、もう少しで転ぶところだった
- 転ぶ
- 転んでは起き,起きては転ぶ
- すってんころりと転ぶさま
- すてんと転ぶさま
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