朱欒

デジタル大辞泉

ザボン【(ポルトガル)zamboa】

読み方：ざぼん

ミカン科の常緑小高木。初夏、大形の白花をつけ、冬に大きな実が黄色に熟す。果皮は厚く、生食や砂糖漬けにする。インドシナ地方の原産で、暖地に栽培される。文旦(ぶんたん)。ザンボア。《季 実＝冬 花＝夏》「ふるさとも南の方の—かな／汀女」

[補説] 「朱欒」とも書く。

ザボンの実（文旦）

ザンボア【(ポルトガル)zamboa】

読み方：ざんぼあ

ザボン。《季 冬》

[補説] 「朱欒」とも書く。

ザンボア【朱欒】

読み方：ざんぼあ

文芸雑誌。明治44年（1911）11月から大正2年（1913）5月まで19冊刊。北原白秋編集。後期浪漫派の活躍の場となった。大正7年1月発刊の改題誌「ザムボア」は同年9月で廃刊。

難読語辞典

朱欒

読み方：ザボン（ｚａｂｏｎ），　ザンボ（ｚａｎｂｏ），　ザンボア（ｚａｎｂｏａ），　ザンボウ（ｚａｎｂｏｕ），　ジャボン（ｊａｂｏｎ）

ミカン科の常緑低木

歴史民俗用語辞典

朱欒

読み方：ザボン（ｚａｂｏｎ）

ミカン科の常緑大灌木。

別名 香欒

植物名辞典

朱欒

読み方：ザボン（ｚａｂｏｎ），　ザンボ（ｚａｎｂｏ），　ザンボア（ｚａｎｂｏａ），　ザンボウ（ｚａｎｂｏｕ），　ジャボン（ｊａｂｏｎ）

ミカン科の常緑低木

学名 Citrus maxima

季語・季題辞典

朱欒

読み方：ザボン（ｚａｂｏｎ）

おもに九州南部で栽培され、果実は柑橘類のなかで最大。帯黄色、皮が厚く、特に内がわの白色の部分が厚い。果肉の白色のものと紫色のものとがある

季節 秋

分類 植物

近代文学作品名辞典

朱欒

読み方：ザボン（ｚａｂｏｎ）

作者 石田波郷

初出 昭和13年

ジャンル 随筆

朱欒

読み方：ザボン（ｚａｂｏｎ）

作者 前田夕暮

初出 昭和4年

ジャンル 随筆

ウィキペディア

ザボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/07 09:56 UTC 版)

ザボン（朱欒、香欒、謝文、学名: Citrus maxima）は、柑橘類の一種である。ブンタン（文旦）の別名でも知られ、ほかにはボンタン、ウチムラサキ、ザンボア、ジャボンとも呼ばれる。