後背位とは? わかりやすく解説

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こうはい‐い〔‐ヰ〕【後背位】

読み方:こうはいい

性交の際、四つんばいになった女性に対して男性がその背後に立つ体勢。バック。


後背位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/23 14:32 UTC 版)

後背位

後背位(こうはいい)は、性交体位の一種である。一般に「バック」とも呼ばれる[1]。挿入を受ける側が四つん両脚をついた状態(四つんばいなど)になり、挿入する側が背後から性器を挿入する体位を指す。

概要

動物では交尾の際の姿勢は後背位など一定している。

多くの哺乳類が見せる交尾姿勢と共通する態勢であり、正常位と比較して身体の骨格構造上、挿入が容易な場合が多いとされる[2]。Durex社が世界15万人を対象に実施した調査(2003年)によると、この体位を「好む体位」として挙げた人の割合はフランスで37%(1位)、台湾で31%(2位)、米国で30%(2位)、英国で28%(2位)となっている(なお、同調査に日本のデータは含まれていない)[3]。

構造上、より深い位置までの挿入(ディープペネトレーション)が可能とされ、膣内の特定部位(Gスポットや子宮頸部周辺)に強い刺激を与えやすいとされる

後背位の主なバリエーション

寝バック(寝後背位)

受ける側がうつ伏せに近い状態で横たわり、行う側が上から寄り添うように密着して行う体位。通常の後背位よりも体液や肌の密着感が高く、受ける側の身体的負担が少ないため楽な体位とされる。挿入角度は下方35°〜40°程度が望ましいとされる。

立ちバック(立位後背位)

受ける側が壁や家具などに手をついて体を支え、互いに立った状態で行う体位。臀部の視覚的強調や体位のダイナミックさから選ばれることが多い。挿入角度は上方30°〜35°程度が理想とされる。

後背位のデメリット・注意点

互いに顔が見えない姿勢となるため、表情の変化や視線での意思疎通(コミュニケーション)が取りづらい[4]。

ペニスが見えない状態での挿入で相手の動きが見えないため、恐怖や不安を感じる女性もいる[4]。

深部まで挿入できる反面、挿入の角度や勢いによっては互いに強い痛みや粘膜への過度な負担を生じさせる可能性がある[4]。

各言語や書物での呼称

立ち役のハドリアヌスと受け役のアンティノウスが後背位で性交する模様の絵

脚注

  1. ↑ 三訂版,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,山川 世界史小辞典 改訂新版,367日誕生日大事典,旺文社世界史事典. “バックとは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年8月4日閲覧。
  2. ↑ “後背位(バック)のやり方”. 日刊SODオンライン (2024年6月21日). 2026年8月4日閲覧。
  3. ↑ “durex global sex survey 2003” (PDF). Durex. 2010年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月17日閲覧。 “PDFファイルの5ページ目にリストが掲載されている。”
  4. 1 2 3 “後背位(バック)のやり方”. 日刊SODオンライン (2024年6月21日). 2024年6月26日閲覧。
  5. ↑ ヴァーツヤーヤナ p.131

参考文献

関連項目



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