形容詞節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 14:25 UTC 版)
形容詞節(英: Adjectival clause)は、形容詞と同様のはたらきをする。 関係詞(who, which, that, why, when, where, as, but, than)によって導かれ、文中で先行詞となる名詞や代名詞を修飾し、意味を説明したり、限定したりする役割を果たす。直接後置して修飾するものは制限節(restrictive clause)という、関係詞は省略されることがある。カンマ(,)に夾まれて補足説明的に修飾するものは非制限節(nonrestrictive clause)という。関係詞は略されることがない。 The girl who is playing tennis with your friend is my younger sister.(あなたの友達とテニスをしている少女は私の妹です。注:制限節。whoは省略不可。) The girl (who) your friend is playing tennis with is my younger sister.(あなたの友達がテニスをしている少女は私の妹です。注:制限節。whoは省略可。) The girl, who played tennis with your friend, went back home.(あなたの友達とテニスをした、あの少女は家に帰った。注;非制限節。whoは省略不可。) This is the same watch as I lost yesterday.(これは、私が昨日なくした時計と同じ物だ。注;関係代名詞asは、the same+名詞, such+名詞を先行詞とする。)
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形容詞節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/08 13:41 UTC 版)
関係代名詞のthatによって導かれる。節の中は不完全文である。thatが省略されることもある。同格名詞節のthat節と紛らわしいことが多いが、節の中で目的語にあたる名詞、代名詞など文の要素が欠けている。その欠けた要素に相当する名詞節(先行詞)が主文に明示され、それをthat節が修飾する形で文が構成される。 また先行詞が省略されthat節自体が主語となっているコピュラ文もある。これはIt...that構文に変換される場合(分裂文)が多い。 関係副詞の代用としてthatが用いられることもある。
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