リムダイナモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 19:41 UTC 版)
安価な自転車に良く見られる、タイヤまたはリムに横から押し付け接触させるフリクションドライブを用いるタイプ(リムドライブ、タイヤドライブ)で、ボトルダイナモあるいはブロックダイナモとも呼ばれる。ランプの非点灯時は車輪から離しておき、点灯時にはレバー操作にてダイナモ自体をトーションバー・スプリングのようなばねの力でタイヤまたはリムに押し当て、車輪の回転によって発電力を得る。故障が少なく安価であるが、強い力で回転軸を密着させる必要があり、横から押し付けているフリクションドライブ機構上常に大きな伝達抵抗が発生することもあって、回転伝導効率においてもハブ内蔵タイプより相当悪い場合もある。交流式と直流式のものがある。なおタイヤドライブには下ブリッジ付近などに装備してタイヤのトレッド面に真っ直ぐ押し当てるタイプもある。タイヤドライブ全般にはタイヤをすり減らすという欠点がある。
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