エラー表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 20:45 UTC 版)
宛先のホストからの応答がない場合、ほとんどの実装では単にタイムアウトを表示するだけだが、一部の実装では、タイムアウトに関する以下のようなエラー通知を定期的に出力する。 H – ホストにアクセスできない !N – ネットワークにアクセスできない !P – プロトコルにアクセスできない S – 送信元ルートが失敗した F – フラグメントが必要 U – 宛先ネットワークが不明 !W – 宛先ホストが不明 I – 送信元ホストが孤立している A – 宛先ネットワークとの通信が管理上禁止されている Z – 宛先ホストとの通信が管理上禁止されている Q – このToSでは、宛先ネットワークに到達できない T – このToSでは、宛先ホストに到達できない X – 通信が管理上禁止されている V – ホスト優先順位違反 C – 優先順位カットオフが有効 エラーが発生した場合、宛先ホストや中間ルータは、"host unreachable"や"TTL exceeded in transit"などのICMPエラーメッセージを返信する。このメッセージには、元のメッセージの最初の8バイト(この場合はICMP echo requestのヘッダ)が含まれているため、pingユーティリティは応答を発信元のクエリーと照合できる。
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