tail strikeとは? わかりやすく解説

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【テイルストライク】(ているすとらいく)

tail strike.
航空機離着陸時に迎え角取りすぎて尾部滑走路接触、「しりもち」させてしまうこと。

1985年の「日本航空123便墜落事故」では、当該事故機がかつてこの事故起こした際、損傷した圧力隔壁点検修理が不完全であったとして事故発生遠因とされた。
ドラケンハリアーなど、前輪式ありながらテイルストライクの懸念から補助尾輪備えた機種存在する

シングルローターヘリコプター場合テイルローター損傷したり、逆にテイルローター周囲物を破壊するなど、即座に重大事故原因となりうる。
対策として、テイルブームにバンパーベントラルフィン設けてテイルローター直接接触しないようにした機種が多い。


尻もち事故

(tail strike から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 23:41 UTC 版)

日本航空123便墜落事故の航空機が以前に起こした尻もち事故の想像図
テールストライクの瞬間

尻もち事故(しりもちじこ)とは、航空機が離陸時や着陸時に後方部分を滑走路等に接触させる事故。テールストライク(英:Tailstrike)ともいい、国土交通省運輸安全委員会の事故報告書ではこの呼び方が使用されている[1]テールスキッドを装着することで、航空機への破損を防止する効果がある。

主な尻もち事故

離陸時や着陸時に起きた事故

尻もち事故後の不適切な整備によって起きた事故

脚注

  1. ^ 2012年3月31日 日本航空機事故概要”. 運輸安全委員会 (2014年12月18日). 2016年5月6日閲覧。
  2. ^ Accident description - Aviation Safety Network
  3. ^ Accident description singapore 286 - Aviation Safety Network

「tail strike」の例文・使い方・用例・文例

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