セグメント
セグメントとは、もともとは「全体を分割したうちのひとつ」といった意味合いを持つ英語であるが、ITの分野ではLANをはじめとする複数の分野で様々な意味で用いられる用語である。
LAN関連で用いる場合、セグメントは主に下記のような意味で使われていることが多い。
- LANのネットワークを構成する範囲の単位で、リピータハブやスイッチングハブで区切られる範囲を指している。
- コリジョンドメインの影響が及ぶ範囲を指している。
- ブロードキャストによって不特定多数の機器に同じ情報を送信するエリアのことである。
- TCPやUDPのパケットの名称である。
- 複数のLANを専用線で結んでいる場合の各々のLANの単位である。
上記LAN用語の他、メモリ管理方式の一種である「セグメント方式」や、「1セグメント放送」(ワンセグ)などで用いられる地上デジタル放送の周波数帯域の幅、といった意味でも用いられる。
また、マーケティングの分野においては、顧客(ターゲット)を属性ごとに区分した分類を指して意味でセグメント(マーケットセグメント)の語が用いられる。
Ethernet: | リピータハブ リンクアグリゲーション SoftEther セグメント シェアードハブ シールド付きより対線 ジャンボフレーム |
セグメントと同じ種類の言葉
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