マシンカット〈machine cut〉
丸太組み構法の種類のひとつ。ログ材を角型や丸型、D型などに、機械で加工したログハウスのこと。成型からノッチ、サネ加工、ダボやボルトの穴加工までのすべてを機械で行うため、加工性が高く、材の品質が安定しているのが大きな特長。また人工乾燥が施されているものも多い。最近では、図面をコンピュータに取り込むと、はとんど無人で加工を行う工場もある。材の形状の違いのほか、木取りの方法により、芯持ち材、芯去り材、小さいサイズにカットして乾燥を施し接着剤で圧着することで、ねじれや狂いを最小限に抑えたラミネート材など、材の種類も豊富。形の整ったログ材がつくりだすスタイルは、ハンドカットとは違った魅力をもつ。手入れの気軽さや居住性の高さに加え、ムクの木を使った健康的な建築物であることから、住宅としての需要が増加している。また近年、耐火構造の認定を取得したログハウスが登場し、住宅街への建築が可能に。さらにログハウスでは認められていなかった総2階建ての認定を取得するメーカーもあり、いま注目のログハウスといえる。
「machine cut」の例文・使い方・用例・文例
- machine cutのページへのリンク