libcurl
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 01:11 UTC 版)
libcurlとはフリーで使いやすいクライアントサイドURL転送ライブラリであり、2013年10月現在、DICT、FILE、FTP、FTPS、GOPHER、HTTP、HTTPS、LDAP、LDAPS、SCP、SFTP、TELNET、TFTPのスキームをサポートしている。2010年2月9日のバージョン7.20.0以降はIMAP、POP3、POP3S、SMTP、SMTPS、RTSPもサポートしている。libcurlはまたX.509証明書、HTTP POST、HTTP PUT、FTPアップロード、kerberos、HTTPのフォームによるアップロード、プロキシ、HTTPクッキー、ユーザーとパスワードによる認証、ファイル転送のレジューム(中断と再開)、HTTPプロキシトンネリングなどをサポートしている。 libcurlは移植性が高い。libcurlは複数のプラットフォームで同じようにビルド、稼動させることができる。そのプラットフォームには以下のものを含む。Solaris、NetBSD、FreeBSD、OpenBSD、Darwin、HP-UX、IRIX、AIX、Tru64、Linux、UnixWare、GNU Hurd、Windows、Amiga、OS/2、BeOS、macOS、Ultrix、QNX、OpenVMS、RISC OS、NetWare、DOS、Symbian、OSF、Android、MINIX、IBM TPF等々。 libcurlはフリーであり、スレッドセーフであり、IPv6 コンパチブルである。機能は多く動作は速い。ソフトウェアプログラマはlibcurlを彼らのプログラムに組み込むことができる。40以上のプログラミング言語でlibcurlのためのバインディングが提供されている。
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