イトラコナゾール
分子式: | C35H38Cl2N8O4 |
その他の名称: | イトラコナゾール、R-51211、Itraconazol、Itraconazole、4-[4-[4-[4-[[2-[2,4-Dichlorophenyl]-2-[1H-1,2,4-triazol-1-ylmethyl]-1,3-dioxolan-4-yl]methoxy]phenyl]-1-piperazinyl]phenyl]-2,4-dihydro-2-(1-methylpropyl)-3H-1,2,4-triazol-3-one、4-[4-[4-[4-[[2-(2,4-Dichlorophenyl)-2-(1H-1,2,4-triazol-1-ylmethyl)-1,3-dioxolan-4-yl]methoxy]phenyl]-1-piperazinyl]phenyl]-2,4-dihydro-2-(1-methylpropyl)-3H-1,2,4-triazol-3-one、イトリゾール、Itrizole、2-sec-Butyl-4-[4-[4-[4-[[2-(1H-1,2,4-triazole-1-ylmethyl)-2-(2,4-dichlorophenyl)-1,3-dioxolane-4-yl]methoxy]phenyl]-1-piperazinyl]phenyl]-2,4-dihydro-3H-1,2,4-triazole-3-one、イコナゾン、Iconazon、イデノラート、Idenolart、イトラコネート、Itraconet、イトラコン、Itracon、イトラート、Itorat、イトラリール、Itrareel、トラコナ、Toracona |
体系名: | 4-[4-[4-[4-[[2-(2,4-ジクロロフェニル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-1,3-ジオキソラン-4-イル]メトキシ]フェニル]-1-ピペラジニル]フェニル]-2,4-ジヒドロ-2-(1-メチルプロピル)-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オン、4-[4-[4-[4-[[2-[2,4-ジクロロフェニル]-2-[1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル]-1,3-ジオキソラン-4-イル]メトキシ]フェニル]-1-ピペラジニル]フェニル]-2,4-ジヒドロ-2-(1-メチルプロピル)-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オン、2-sec-ブチル-4-[4-[4-[4-[[2-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-2-(2,4-ジクロロフェニル)-1,3-ジオキソラン-4-イル]メトキシ]フェニル]-1-ピペラジニル]フェニル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オン |
イトラコナゾール
【概要】 トリアゾール系の抗真菌薬の一般名。日本での商品名は「イトリゾール」で、発売はヤンセン協和。アメリカではSporanox。1カプセルは50mgで、100~200mgを1日1回食直後内服。
【作用】 真菌のチトクロームP-450に特異的に作用して,真菌の細胞膜の主要構成脂質であるエルゴステロールの生合成を阻害する。有効菌種は皮膚糸状菌、カンジダ属、アスペルギルス属、クリプトコッカス属など、スポロトリックス属などで、深在性の感染症。アムホテリシンBで寛解導入後の維持に使いやすい。水虫にも良く効く。
【相互作用】 シサプリド、テルフェナジン、アステミゾール、ピモジド、トリアゾラムは併用禁忌。この他プロテアーゼ阻害剤など多数の併用注意がある。
【副作用】 頻度は低いが、急性心不全、肝障害、皮膚粘膜眼症候群などがある。
《参照》 クリプトコッカス症の治療、 アムホテリシンB

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