fructose 1,6-bisphosphateとは? わかりやすく解説

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フルクトース1,6‐ビスりん酸

分子式C6H14O12P2
その他の名称フルクトース1,6-ビスりん酸Fructose 1,6-bisphosphate、α-D-Fructofuranose 1,6-bisphosphoric acidFru(1,6)P2フルクトース-1,6-ビスりん酸、Fructose-1,6-bisphosphate、フルクトース-1,6-二りん酸、Fructose-1,6-diphosphate、F-1,6-P2
体系名:α-D-フルクトフラノース1,6-ビスりん酸


フルクトース1,6-二リン酸

同義/類義語:フルクトース1,6-ビスリン酸
英訳・(英)同義/類義語:fructose 1,6-bisphosphate

解糖系過程で働く中間体で、グルコース6リン酸から生じたフルクトース6-リン酸の1位がリン酸エステル化され化合物

フルクトース-1,6-ビスリン酸

(fructose 1,6-bisphosphate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/20 08:09 UTC 版)

フルクトース-1,6-ビスリン酸
識別情報
CAS登録番号 488-69-7 
PubChem 445557
ChemSpider 393165 
KEGG C00354
MeSH fructose-1,6-diphosphate
ChEBI
ChEMBL CHEMBL1089962 
ATC分類 C01EB07
特性
化学式 C6H14O12P2
モル質量 340.116
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

フルクトース-1,6-ビスリン酸(フルクトース-1,6-ビスリンさん、Fructose 1,6-bisphosphate)とは、1位と6位の炭素リン酸化したフルクトース分子のことである。β-D型を持つ分子は細胞中に多量に存在する。細胞に取り込まれたグルコースとフルクトースの大部分はこの形に変換される。

解糖系

フルクトース-1,6-ビスリン酸は解糖系の中に登場し、フルクトース-6-リン酸リン酸化により生成する。続いてこの分子は、グリセルアルデヒド-3-リン酸ジヒドロキシアセトンリン酸に分解される。またこの分子はピルビン酸キナーゼアロステリック活性化因子である。

異性体

フルクトース-1,6-ビスリン酸はフルクトースの異性体に準じて、いくつかの異性体を持つが、生理的に活性型なのはβ-D型のみである。



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