faienceとは? わかりやすく解説

ファイアンス【(フランス)faïence】

読み方:ふぁいあんす

錫釉(すずゆう)を用いた色絵陶器。特に、ヨーロッパで1718世紀作られものをいうオランダデルフト陶器など。


ファイアンス

英語表記:faience
読み方:ファイアンス

光沢ある高級な彩色陶器一種

ファイアンス焼き

(faience から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/29 06:51 UTC 版)

ファイアンス焼き(ファイアンスやき、faience)とは、繊細な淡黄色の土の上に錫釉をかけた陶磁器を指す。北イタリアのファエンツァが名称の由来である[1]酸化スズを添加することで絵付けに適した白い釉薬が考案され、陶芸は大きく発展することになった。この発明はイランまたは中東のどこかで9世紀より以前になされたと見られている。錫釉陶器を焼くには1000℃以上の温度となるが必要である。


  1. ^ see Alan Caiger-Smith, 1973. Tin-Glazed Pottery (London: Faber and Faber).
  2. ^ C. Michael Hogan, Knossos fieldnotes, Modern Antiquarian (2007)
  3. ^ (Royal Pharmaceutical Society) "English Delftware Storage Jars"


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