コンドーム
コンドーム
【概要】 ペニスに被せる帽子。女性用はフェミドームと呼ばれている(現在は発売中止)。昔は動物の腸で作った。梅毒など性病予防用に開発され、避妊具として利用された。現在は伸縮性にすぐれたラテックス(合成ゴム)製、薄くて丈夫なポリウレタン製がある。
【詳しく】 外国では学校内や公衆トイレに自動販売機をつけたり、キャンペーンとともに無料配布していたりする。妊娠を防ぐにはピルの方が有効だが、性感染症の予防はコンドームが有効である。HIV感染の危険を少なくとも100分の1以下にする。しかし正しい使い方を学習することが必要。コンドームを教えることは、性行動の奨励になる、寝た子を起こす、過激な性教育という批判が洋の東西を問わず続いている。
コンドーム
(condom から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 06:10 UTC 版)
コンドーム(英: Condom[† 1])は、ゴム(ラテックス)やポリウレタンの薄膜でできた避妊具である。性交時に勃起した陰茎に被せることで、陰茎を膣内に挿入した状態で射精しても精液をコンドーム内に留め、膣内に流れ出させないことで卵子との接触を阻害し、避妊を達成させる。俗に「ゴム」[1]や「スキン」(不二ラテックスのブランド・SKYN[2]から)とも呼ばれる。かつては、ルーデサック、衛生サックとも呼ばれた[3]。
注釈
出典
- ^ “コンドームの豆知識 - コンドーム、世界の呼び名は?”. 相模ゴム工業. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “SKYN(R)”. 不二ラテックス. 2022年1月1日閲覧。
- ^ 講談社現代新書『性の用語集』所収、渋谷知美「コンドーム」
- ^ FORTH|最新ニュース|2013年|性感染症について (ファクトシート)
- ^ 避妊法の国際比較
- ^ 奥田壮. “性行為中に男性が勝手に避妊具外す「ステルシング」横行…「性的暴行」の分かれ目とは”. ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る. 2020年9月30日閲覧。
- ^ “性行為中に避妊具外す「ステルシング」疑惑、仏外交官を捜査(AFP=時事)”. Yahoo!ニュース. 2020年9月30日閲覧。
- ^ 「「レイプだとは知らなかった」 合意なく避妊具外すステルシング、被害者の体験」『BBCニュース』。2021年8月13日閲覧。
- ^ オカモト スマートボーイ
- ^ “ついに出た!「少年用コンドーム」使ってみたら…”. 日刊大衆 (2014年10月22日). 2014年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月8日閲覧。
- ^ NHK Web. “Web特集 変わるか 日本の“性教育””. 2020年10月8日閲覧。
- ^ WHO[リンク切れ]
- ^ コンドーム使用方法 STD研究所 アルバコーポレーション
- ^ コンドームの正しいつけ方 愛知エイズ・インフォメーション
- ^ コンドームによる避難 正しい知識を身につけて、確実な避難を!
- ^ アーニェ・コリア 『コンドームの歴史』 藤田真利子訳、河出書房新社、2010年2月、ISBN 9784309225241、pp.84-88
- ^ 「暮らしを支える植物の事典」(八坂書房)347頁
- ^ コンドームができるまで
- ^ コンドームの回収情報について - 日本薬剤師会
- ^ コンドームを無料配布するブラジル「中学生の性事情」 - イスト・エ[リンク切れ]
- ^ リオのカーニバル、舞台裏ではセックスと警備が問題に - 2008年2月1日 AFP
- ^ “五輪選手村、避妊具追加配布へ 史上最多15万個もすでに品薄”. MSN産経ニュース (2012年8月1日). 2012年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月23日閲覧。
- ^ “ローマ法王のコンドーム容認は「例外的な事例に限定」、バチカン”. AFP News. (2010年11月22日) 2016年10月21日閲覧。
- ^ a b 小出康成 (2010年3月19日). “全国で唯一の「コンドーム販売規制」長崎県の少年保護育成条例改正が紛糾”. 週刊ダイヤモンド (ダイヤモンド社) 2016年8月12日閲覧。
- ^ 長崎県少年保護育成条例の一部改正概要 (PDF)
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