but That

実用日本語表現辞典

but that

別表記：バット・ザット

「but that」の意味・「but that」とは

「but that」とは、英語の接続詞であり、主に否定文の後に続けて用いられる。その役割は、前の文の内容を強調すると同時に、次の文への接続をスムーズにするものである。「but that」の後に続く文は、通常、前の文の内容を補足または反論する形をとる。例えば、「I have no doubt but that he will succeed.」という文では、「but that」は「彼が成功することに疑いはない」という主張を強調している。

「but that」の発音・読み方

「but that」の発音は、IPA表記では /bʌt ðæt/ となる。これをカタカナにすると「バット・ザット」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語では「バット・ザット」と読むのが一般的である。なお、「but that」は発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、特に注意する必要はない。

「but that」の定義を英語で解説

「but that」は、英語の定義において、"used to introduce a phrase or clause contrasting with what has already been mentioned"と説明される。これは、「既に述べられたことと対比するフレーズや節を導入するために使用される」という意味である。具体的には、「I don't think but that he is honest.」という文では、「but that」は「彼が正直だと思わない」という主張を補足している。

「but that」の類語

「but that」の類語としては、「except that」や「other than that」が挙げられる。「except that」は、「but that」と同様に、前の文の内容を補足または反論する形をとる。一方、「other than that」は、「それ以外の」という意味で使われ、前の文の内容を補足する際に用いられる。

「but that」に関連する用語・表現

「but that」に関連する用語や表現としては、「but for」や「but then」などがある。「but for」は、「もし～がなければ」という仮定的な表現を作るのに使われる。「but then」は、「しかし、それに対して」という意味で、前の文の内容に対する反論や補足を表すのに使われる。

「but that」の例文

1. I have no doubt but that he will succeed.（彼が成功することに疑いはない）
2. I don't think but that he is honest.（彼が正直だと思わない）
3. There is no reason but that he should go.（彼が行く理由はない）
4. I don't know but that I might agree with you.（あなたに同意するかもしれないとは思わない）
5. I can't say but that it's possible.（それが可能であるとは言えない）
6. I don't deny but that it's true.（それが真実であるとは否定しない）
7. I can't see but that it makes sense.（それが理にかなっているとは思えない）
8. I don't believe but that he was right.（彼が正しかったとは思わない）
9. I can't help but that I feel sorry for him.（彼に対して申し訳ないと感じることはできない）
10. I don't doubt but that she will come.（彼女が来ることに疑いはない）

（2023年12月12日更新）