張付き
【英】: balling up
張付きとは、掘進中に頁岩{けつがん}などの掘りくずのように、粘着性があり、固化した物質が掘り管、ドリル・カラー、ビットなどに張り付くことをいう。 張付きの起こったビット(balled-up bit)は掘進率が低下するため、張付きを落としてやるか、またはビットを交換しなければならない。ドリル・ストリングに張付きが多いと、ドリル・ストリングを坑内から揚管するとき、坑内の泥水を汲み揚げるスワッビング作用(swabbing action)を引き起こして泥水柱圧力が低下してしまう。その結果、坑井が崩壊したり、ブローアウトしてしまうこともある。張付きが起こらないようにするには、循環泥水の特性を常に適切に保つよう十分に調泥することが必要である。 |

張り付き Balling Up
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