裏切者のテーマとは? わかりやすく解説

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裏切者のテーマ

(backstabbers から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/13 06:16 UTC 版)

「裏切者のテーマ」
オージェイズシングル
初出アルバム『裏切者のテーマ
B面 サンシャイン
リリース
録音 アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア
シグマ・サウンド・スタジオ英語版
ジャンル ソウル[1]
時間
レーベル フィラデルフィア・インターナショナル・レコード
作詞・作曲
プロデュース ケニー・ギャンブル、レオン・ハフ
オージェイズ シングル 年表
Looky Looky (Look at Me Girl)
(1970年)
Back Stabbers
(1972年)
992 Arguments
(1972年)
ミュージックビデオ
"Back Stabbers" - YouTube
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裏切者のテーマ」(うらぎりもののテーマ、Back Stabbers)は、1972年に発表されたオージェイズの曲。英語の曲名は、Backstabbers と1語で表記される場合がある。日本語での曲名は「裏切り者のテーマ」とされることもある[2]

同名のヒット・アルバム『裏切者のテーマ (Back Stabbers)』からのシングル曲であり、『ビルボード』誌の黒人音楽シングル・チャート「Hot Soul Singles」(後の Hot R&B/Hip-Hop Songs の前身)で、1週だけ首位に立った。この曲は、ポップ・チャートである Billboard Hot 100 でも成功し、1972年10月には最高3位に達した[3]。本作は、オージェイズが、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードからリリースした最初のレコードであった[4]

「裏切者のテーマ」の語り手は、男たちに向かって、彼らの目の前では微笑んでいる男性の「ともだち (friend)」が、裏では密かに君の妻やガールフレンドを盗もうと策を練っているぞ、と警告する[5]。この曲は、いち早くヒットしていた、同じようなテーマの曲であったアンディスピューティッド・トゥルース英語版の「Smiling Faces Sometimes」に示唆を得たものであり、「裏切者のテーマ」の最後の部分には、「Smiling Faces Sometimes」のコーラスの一部が引用されている。

「裏切者のテーマ」は、1977年の映画ミスター・グッドバーを探して (Looking for Mr. Goodbar)』のサウンドトラックにも使用された。また、1993年の映画カリートの道 (Carlito's Way)』のサウンドトラックにも使用されたが、そのカセットテープO・J・シンプソン事件の際にO・J・シンプソンが乗っていた白いフォード・ブロンコから発見され、証拠品として押収された[6]。さらに、2018年の映画ブルータル・ジャスティス (Dragged Across Concrete)』のサウンドトラックにも使用された。

2002年には、R&Bアーティストのアンジー・ストーが、この曲をサンプリングして自身のシングルWish I Didn't Miss You」に盛り込んだ。

チャート

週間チャート

チャート(1972年) 最高位
オーストラリア ケント・ミュージック・レポート[7] 92
カナダ RPM[8] 39
UK シングルス (OCC)[9] 14
US Billboard Hot 100[10] 3
US Billboard R&B Singles 1
US Cash Box Top 100[11] 1

年間チャート

チャート(1972年) 順位
US Billboard Hot 100[12] 35
US Cash Box Top 100[13] 21

スティーヴン・カミングスによるカバー

「Backstabbers」
スティーヴン・カミングスシングル
初出アルバム『Senso
B面 Hardly Working
リリース
ジャンル ロックポップ
時間
レーベル レギュラー・レコード
作詞・作曲
プロデュース マーティン・アーミガー英語版
スティーヴン・カミングス シングル 年表
Stuck on Love
(1982年)
Backstabbers
(1983年)
Gymnasium
(1984年)
テンプレートを表示

1983年12月、オーストラリアシンガーソングライタースティーヴン・カミングス英語版が、アルバム『Senso』からの3枚目のシングルとして、「Backstabbers」をレギュラー・レコードからリリースした。カミングスのバージョンは、ケント・ミュージック・レポートで最高40位となった。

チャート

チャート(1983年) 最高位
オーストラリア (ケント・ミュージック・レポート)[15] 40

脚注

  1. ^ Echols, Alice (March 29, 2010). “I Hear a Symphony: Black Masculinity and the Disco Turn”. Hot Stuff: Disco and the Remaking of American Culture. W. W. Norton & Company. p. 28. ISBN 978-0-393-06675-3. https://books.google.com/books?id=DzrvOAA2tvAC 
  2. ^ ソニーミュージックの公式サイト内のページでも、両方が混用されている。
  3. ^ Whitburn, Joel (2004). Joel Whitburn Presents Top R&B/Hip-Hop Singles, 1942-2004. Menomonee Falls, WI: Record Research. p. 438. ISBN 978-0-89820-160-4 
  4. ^ The O'Jays | Rock & Roll Hall of Fame”. Rockhall.com. 2020年2月1日閲覧。
  5. ^ Ankeny, Jason. "Back Stabbers" - オールミュージック
  6. ^ A SAMPLE OF THE EVIDENCE IN O.J. SIMPSON CASE”. Orlando Sentinel (1994年10月12日). 2020年1月8日閲覧。
  7. ^ Australian Chart Books”. Australianchartbooks.com.au. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月19日閲覧。
  8. ^ Archived copy”. Library and Archives Canada. 2016年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月15日閲覧。
  9. ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart.
  10. ^ Joel Whitburn's Top Pop Singles 1955-1990 - ISBN 0-89820-089-X
  11. ^ Archive”. 2016年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月15日閲覧。
  12. ^ Musicoutfitters.com”. 2017年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月15日閲覧。
  13. ^ Cash Box Year-End Charts: Top 100 Pop Singles, December 30, 1972”. 2018年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月12日閲覧。
  14. ^ Stephen Cummings - Backstabbers
  15. ^ Kent, David (1984). Australian Chart Book 1970–1992. St Ives: Australian Chart Book. p. 94. ISBN 0-646-11917-6  N.B. The Kent Report chart was licensed by ARIA between mid-1983 and 19 June 1988.

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