YP-29
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/03 12:59 UTC 版)
「P-29 (航空機)」の記事における「YP-29」の解説
陸軍から発注された2機目の試作機YP-29(シリアル34-23)は、風防を余裕のある大型のものに変更し、さらに尾輪を収納式に改めていた。エンジンはR-1340-35を装備していた。YP-29は1934年9月4日に軍に納入され、飛行試験において速力402 km/h(250 mph)、上昇力毎分488 m(1,600 ft)、実用上昇限度7,925 m(26,000 ft)、絶対上昇限度8,138 m(26,700 ft)、航続距離1,287 km(800 マイル)の性能を発揮した。自重は1,138 kg(2,509 ポンド)、全備重量は1,596 kg(3,518 ポンド)だった。 この新しい風防は、400 km/h の作戦速度においてパイロットを保護するのに有効であったが、着陸速度が速すぎると判断され、フラップの改修のために工場に送られた。その後も試験は続けられ、エンジンをR-1340-39に換装し、可変ピッチプロペラを試験装備した。
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