XLR125R・XLR200R
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 23:14 UTC 版)
「ホンダ・XLR」の記事における「XLR125R・XLR200R」の解説
1993年5月25日発表、同年7月2日発売。XR200RGをベースとしたフレームに排気量の異なるエンジンを搭載し、排気量124㏄の原付二種(小型自動二輪車)とした型式名JD16がXLR125R、同じく196㏄の軽二輪(普通自動二輪車)とした型式名MD29がXLR200Rである。 本モデルの開発コンセプトは、「より楽しく軽快に」「より幅広いライダーに」「長時間のライディングにもストレスなく」走行できる高い基本性能と一般ライダーにも「親しみやすく」「扱いやすく」としたためエンジン始動方式を他モデルのプライマリーキックからセルフスターターへ変更した。 XLR125Rは、JD09型NX125からのフルモデルチェンジで、搭載されるエンジンは同モデルと同型式JD09Eではあるが、全く別物のクランクケースである。マウント位置は同じ。。 一方でXLR200Rは1987年に生産終了となったMD14型XL200R以来の200㏄クラスモデルで新設計のMD29E型エンジンを搭載する。 ブレーキは両モデルとも共通で前輪は2ポットキャリパーと焼結パッドを組み合わせたローター径240mmの油圧式シングルディスク、後輪はばね下重量を軽減する110mm径の片ハブ式ドラムブレーキである。 1997年にXLR200RはSL230へモデルチェンジされ生産終了。XLR125Rはマイナーチェンジを実施し、2000年まで生産された。
※この「XLR125R・XLR200R」の解説は、「ホンダ・XLR」の解説の一部です。
「XLR125R・XLR200R」を含む「ホンダ・XLR」の記事については、「ホンダ・XLR」の概要を参照ください。
- XLR125R・XLR200Rのページへのリンク