World Catとは? わかりやすく解説

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ワールドキャット【WorldCat】


WorldCat

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 01:10 UTC 版)

WorldCat
WorldCat ホームページ (2019年6月時点)
URL search.worldcat.org
言語
  • 中国語 (簡体)
  • 中国語 (繁体)
  • チェコ語
  • ドイツ語
  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • イタリア語
  • 韓国語
  • 日本語
  • ポルトガル語
  • スペイン語
  • タイ語
  • ウルドゥー語
タイプ 図書館のコンテンツおよびサービスのネットワーク
運営者 OCLC
営利性 なし
登録 オプション。ただし、一部の機能は登録が必要(レビューのヒッピツヤリストや書誌の作成など)
開始 1998年1月21日 (27年前) (1998-01-21) (新しいドメイン名の登録日。データベース自体は1971年にはすでに存在していた)[1]
現在の状態 オンライン
ライセンス
Copyright policy
OCLC番号 756372754

WorldCatは、Online Computer Library Center(OCLC)に参加する71,000以上の図書館の蔵書を目録化した総合目録である[2]。90カ国以上から図書館が参加し、構築を行っている。1971年に作成され、2021年12月時点で、483の言語の物理資産やデジタル資産30億点以上を5億4千万以上の異なるレコードで示している。世界最大の書誌データベースである。

OCLCはWorldCatを図書館に対して無料で提供しているが、同時にこれをベースとして有料サービスも行っている(リソース共有、コレクション管理など)。OCLCは1967年にFred Kilgourが創設した[3]

サービスの進化

2003年、OCLCが開始した「Open WorldCat」プログラムは、参加図書館の蔵書へのアクセスを増加させることを目的として、WorldCatのサブセットへのアクセスを提携するウェブサイトや書店でできるようにしている。2006年にはOCLCの運営するサイトで直接WorldCatを検索できるようになった。2007年、2000万人の著作家や出版物のテーマとなっている人物についてのページ(目録)を提供するWorldCat Identitiesを開始した。

脚注

  1. ^ 1998年はWorldCat.orgドメインの登録日。詳細: WorldCat.org WHOIS, DNS, & Domain Info – DomainTools”. WHOIS. 2017年1月21日閲覧。 However, the union catalog that became WorldCat was started three decades earlier, and it was already available on the web to subscriber libraries at OCLC.org several years before WorldCat.org was a registered domain name; see: OCLC.org WHOIS, DNS, & Domain Info – DomainTools”. WHOIS. 2019年6月26日閲覧。
  2. ^ OCLC. “About OCLC”. 2021年5月9日閲覧。
  3. ^ Margalit Fox, "Frederick G. Kilgour, Innovative Librarian, Dies at 92" (obituary), New York Times, August 2, 2006.

外部リンク


WorldCat

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/30 04:13 UTC 版)

Online Computer Library Center」の記事における「WorldCat」の解説

OCLCはWorldCatのデータベース利用した図書館目録作成サービス提供している。以前OCLC Passport というプログラム使われていたが、2001年に Connexion が新たに登場しPassport2005年5月サービス停止した。 WorldCatのデータベースには、Machine Readable Cataloging (MARC) フォーマットレコード集積されており、それらは目録作成ツール利用する世界中目録作成者から提供されたものであるMARCフォーマットレコード各図書館ローカルな目録システムダウンロードし、その図書館蔵書と同じ本のレコード再利用し、目録作成の手間を省くことができる。 2007年2月現在、11億冊以上の目録データベース化されており、世界最大書誌データベースとなっている。Connexion は図書館員であれば利用でき、ダウンロードしてインストールする形でも使えるし、connexion.oclc.org というウェブアクセスする形でも利用できる。 WorldCat はFirstSearchというウェブベースサービスOpen WorldCat を使って一般の人でも検索できる

※この「WorldCat」の解説は、「Online Computer Library Center」の解説の一部です。
「WorldCat」を含む「Online Computer Library Center」の記事については、「Online Computer Library Center」の概要を参照ください。

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