アリウム・ドルモンディイ
●アメリカの中部、サウスダコタ州からテキサス州にかけて分布しています。大草原や牧草地などに生え、高さは10~30センチになります。葉は扁平な線形で束生します。4月から6月ごろ、花茎を伸ばして散形花序をだし、白色からピンク色、淡紅色の花を咲かせます。シャイアン(Cheyenne)の人々は、葉を茹でて肉の香りづけに、また鱗茎を食用にしたそうです。
●ユリ科ネギ属の多年草で、学名は Allium drummondii。英名は Drummond's onion, Wild garlic, Prairie onion。
ベアガーリック
●ヨーロッパの西部から中部に分布しています。湿った森や、樹木の多い渓谷などに生え、高さは15~40センチになります。鱗茎から葉柄のある披針形の葉を2個だします。4月から6月ごろ、花茎を伸ばしてニンニク臭のある白い花を咲かせます。種子はアリによって散布されます。名前は、冬眠から覚めたクマが、最初にこれを食べて体力を回復することから。わが国の「ギョウジャニンニク」に似ていて、スイスやドイツなどでは「ベアラオホ(Bärlauch)」と呼ばれ、薬草や料理に利用されています。
●ユリ科ネギ属の多年草で、学名は Allium ursinum。英名は Bear's garlic, Ramsons, Wild garlic。
「Wild garlic」の例文・使い方・用例・文例
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