ベアガーリック
●ヨーロッパの西部から中部に分布しています。湿った森や、樹木の多い渓谷などに生え、高さは15~40センチになります。鱗茎から葉柄のある披針形の葉を2個だします。4月から6月ごろ、花茎を伸ばしてニンニク臭のある白い花を咲かせます。種子はアリによって散布されます。名前は、冬眠から覚めたクマが、最初にこれを食べて体力を回復することから。わが国の「ギョウジャニンニク」に似ていて、スイスやドイツなどでは「ベアラオホ(Bärlauch)」と呼ばれ、薬草や料理に利用されています。
●ユリ科ネギ属の多年草で、学名は Allium ursinum。英名は Bear's garlic, Ramsons, Wild garlic。
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