ウェブ‐フィルタリングサービス【web filtering service】
読み方:うぇぶふぃるたりんぐさーびす
フィルタリングサービス
【英】web filtering service
フィルタリングサービスとは、インターネット上に散在するWebサイトやコンテンツのうち、不適切であると判定されたものをあらかじめアクセス対象から排除するサービスのことである。
フィルタリングサービスは、一般的には青少年保護の目的で利用される。WebサイトのURLや、コンテンツ中に含まれるキーワードを手掛かりとしたブラックリストを作成してブロックする場合が多い。主なブロック対象には、ポルノグラフィや暴力・残酷表現などのコンテンツの他、出会い系サイトや自殺掲示板などのような、教育上望ましくないコンテンツが含まれる。料金の支払いを伴うサービスに制限をかけて、ネットオークションやコンテンツ課金などを不用意に利用させないようにしたり、利用時間を制限したりする場合もある。
フィルタリングサービスをはじめとする、保護者による青少年保護のためのアクセス制限の取り組みは、ペアレンタルコントロールと呼ばれる。
携帯電話からのインターネット接続を対象とするフィルタリングサービスは、特に携帯電話フィルタリングと呼ばれる。2008年に「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」が成立し、青少年のインターネット利用環境にフィルタリングサービスを利用することが義務(努力義務)とされた。
参照リンク
青少年インターネット環境整備法等について - (内閣府 共生社会政策)
- Webフィルタリングサービスのページへのリンク