V-L方式ステレオ盤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:03 UTC 版)
左右の信号を垂直 (vertical) と水平 (level) の振動として記録する直交振幅記録。これも1931年、英コロムビア社の技術者ブラムレインが前記の45-45方式とほぼ同時に開発した。 45-45方式と比べモノラルの主流を占める水平記録方式との互換性で劣ったのと、1957年末 - 1958年始めに米欧の各国で45-45方式がステレオレコードの標準規格に決定した為によるそれとの並存によるユーザーの不利益を避けるため、短期間で作られなくなった。1956年、英デッカ社と西ドイツのテルデック社により実用化試作機が作られ、その本格的な試作システムが米で翌年に公開されたという記録がある(詳細は「ffss」の項目を参照のこと)。
※この「V-L方式ステレオ盤」の解説は、「レコード」の解説の一部です。
「V-L方式ステレオ盤」を含む「レコード」の記事については、「レコード」の概要を参照ください。
- VL方式ステレオ盤のページへのリンク