V-1とJB-2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 15:36 UTC 版)
連合軍は不発のV-1を入手、アメリカによって生産方式と制御システムを変更されてコピーされた。このアメリカ版V-1はJB-2 ルーンと名付けられた。パルス・ジェット・エンジン(PJ31F1)をフォード・モータースで、機体はリパブリック社とウィリス・オーバーランド社、コントロール・システムはラジオ社、ジャック・アンド・ハインツ社で製作された。1944年10月にフロリダ州エグリンで発射テストが成功、1945年1月には実戦配備が可能となった。日本への攻撃用に1,000発が完成(PJ31F1エンジンは2,400基が完成)していたが、終戦により実戦で使われることはなかった。現在アメリカの博物館に展示してあるV-1とされるものは、実は多くがJB-2である。
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