UTI-26(УТИ-26)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 02:12 UTC 版)
「Yak-1 (航空機)」の記事における「UTI-26(УТИ-26)」の解説
1940年に初飛行した、試作教育練習戦闘機(Учебно-тренировочный истребитель)。武装や機体構造の簡略化により生産性を高めるとともに機体を軽量化した結果、操縦性能も向上した。ラジエーター位置は、後席の設置による重心移動を調整するため前方に移動させて主翼下面に取り付けられていた。これは、以降の発展型の標準構造となった。仕様の異なるUTI-26-1とUTI-26-2が製造され、試験ののちYak-7UTIとして量産化された。この機体がYak-1よりも優れた性能を発揮したため、すぐに戦闘機型のYak-7Mが開発された。この機体は、さらに改良されYak-7Aとして前線へ投入され、暫定的なYak-1の後継機となった。
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