UTDC ICTS Mark I
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 07:30 UTC 版)
「バンクーバー・スカイトレイン」の記事における「UTDC ICTS Mark I」の解説
片側2ドアの12.7m車両である。エキスポライン開業時である1984年からキング・ジョージ駅開業の1994年までに、計150両が製造された。2両固定編成であり、最大6両編成で運行される。 外観 : 前面形状は窓を埋めたような形状で、車体断面は車体上部に向かって絞られている。前照灯は丸型のものが下方に、尾灯は上方に設置されている。先頭部分が機械室になっており、前面の窓が貫通扉にしかなく前面展望性は悪い。 内装 : 白色の壁に赤い仕切り板が用いられており、ドアの内側も赤く塗装されている。ドア横の仕切り板にはアクリル板が設置されており、横に立った人と接触しないようになっている。シートは一人分に分かれた藍色のビニール素材のものであり、クッション性がある。蛍光灯は広告と一体化した電球色のものであり、車内は若干暗い。非冷房車であり、天井には大きなファンデリアが設置されている。順次に修繕工事が行われており、車上装置の更新、台車交換、車内照明のLED化や、赤から灰色への内装色の変更が行われている。 メーカー : アーバン・トランスポーテーション、ディベロップメント・コーポレーション(英語: Urban Transportation Development Corporation) ドア : 外吊り式片側2ドア シート配置 : 車両中央を向く形の集団見合型セミクロスシートとなっており、先頭部の貫通扉部分には折りたたみ式の補助シートが設けられている。 制御装置 : GTO素子VVVFインバータ その他 : 車両間は繋がっていないため、走行中に他の車両へ移動することは不可能。車内には路線図があるが案内表示器などは設置されていない。
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