U-JM210
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 06:14 UTC 版)
「日産ディーゼル・スペースランナーRM」の記事における「U-JM210」の解説
1990年に平成元年排出ガス規制に対応し、フルモデルチェンジ。U-JM系となる。搭載機関は、FE6 (185PS) とターボ付のFE6T (205PS) の2種類が存在する。 1993年には中型トラック「ファインコンドル」において24バルブのFE6E型エンジン(195PS)およびFE6TA型エンジン(235PS)を採用したが、搭載は次のKC-代からとなった。 変速機は5速マニュアルを設定。標準はロッド式で、フィンガーコントロールトランスミッション (FCT) はオプション設定。FCT搭載車にはシフトインジケーター一体型のタコメーター(液晶表示)が搭載され、次のKC-代まで採用された。 路線系はツーステップまたはワンステップの2種類、観光・自家用はツーステップとハイデッカーの2種類がある。 車体は西日本車体工業製のオリジナルデザインのもので(日デオリジナルボディ)、前面は1枚ガラスのウインドシールドにオーバーラップワイパーという、観光系と共通したフロントマスクが特徴。このモデルは西鉄グループ各社を中心に九州では非常に多く存在している。 また、西日本鉄道はこのJMをベースに改造し、全長を10.5mまで延長したワンステップ車を路面電車代替バスとして多数導入した。この改造車は後に発売された中型長尺車のJP系の原型となった。 U-JM210GTN西鉄バス北九州 U-JM210GTN改西鉄バス北九州
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