TransactionManager.RecoveryComplete メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TransactionManager.RecoveryComplete メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

障害から回復したリソース マネージャがすべての未解決のトランザクションへの再参加を終えたことを、トランザクション マネージャに通知します。

名前空間: System.Transactions
アセンブリ: System.Transactions (system.transactions.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared Sub RecoveryComplete
 ( _
    resourceManagerIdentifier As Guid _
)

Visual Basic (使用法)

Dim resourceManagerIdentifier As Guid

TransactionManager.RecoveryComplete(resourceManagerIdentifier)

C#

public static void RecoveryComplete
 (
    Guid resourceManagerIdentifier
)

C++

public:
static void RecoveryComplete (
    Guid resourceManagerIdentifier
)

J#

public static void RecoveryComplete
 (
    Guid resourceManagerIdentifier
)

JScript

public static function RecoveryComplete
 (
    resourceManagerIdentifier : Guid
)

パラメータ

resourceManagerIdentifier

回復したリソースを一意に識別する Guid。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	resourceManagerIdentifier パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

解説

すべての永続的なリソース マネージャは、最初に起動されたときに、保留されているトランザクションごとに Reenlist メソッドを呼び出して回復を実行する必要があります。再参加がすべて完了した場合のみ、リソース マネージャは RecoveryComplete を呼び出します。

回復の詳細については、「回復の実行」を参照してください。

メモ   このメソッドでは、LinkDemand を使用して信頼関係のないコードからの呼び出しを防ぎます。FullTrust アクセス許可セットは、直前の呼び出し元にのみ要求されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TransactionManager クラス
TransactionManager メンバ
System.Transactions 名前空間
その他の技術情報
回復の実行