Thread.MemoryBarrier メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Thread.MemoryBarrier メソッド

メモリを同期します。結果として、現在のスレッドを実行しているプロセッサで、キャッシュ メモリの内容がメイン メモリにフラッシュされます。

名前空間: System.Threading
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared Sub MemoryBarrier

Visual Basic (使用法)

Thread.MemoryBarrier

C#

public static void MemoryBarrier
 ()

C++

public:
static void MemoryBarrier ()

J#

public static void MemoryBarrier
 ()

JScript

public static function MemoryBarrier
 ()

解説

MemoryBarrier は、複数の Intel Itanium プロセッサを使用しているシステムなど、ウィーク メモリ オーダリングを採用したマルチプロセッサ システムでだけ使用します。

ほとんどの用途では、C# の lock ステートメント、Visual Basic の SyncLock ステートメント、または Monitor クラスの方が、より簡単にデータを同期できます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1

参照

関連項目
Thread クラス
Thread メンバ
System.Threading 名前空間