TVR・サーブラウとは? わかりやすく解説

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TVR・サーブラウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 07:49 UTC 版)

TVR・サーブラウ
Speed Six(フェイスリフト前)
フェイスリフト後
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドア クーペ
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン AJP8 4,185cc V8 SOHC
AJP8 4,475cc V8 SOHC
Speed Six 3,996cc 直6 DOHC
最高出力 360 PS/6,500 rpm (4.2)
420 PS/6,750 rpm (4.5)
350 PS/6,800 rpm (Speed Six)
最大トルク 44.3 kgf·m/4,500 rpm (4.2)
52.5 kgf·m/5,500 rpm (4.5)
45.6 kgf·m/5,000 rpm (Speed Six)
変速機 5速MT
ダブルウィッシュボーン式
ダブルウィッシュボーン式
車両寸法
ホイールベース 2,566mm
全長 4,280 mm
全幅 1,865 mm
全高 1,220 mm
車両重量 1,100 kg
1,130 kg (Speed Six)
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サーブラウCerbera)は、イギリスTVRが製造・販売していた4人乗り(2+2)クーペである。名前の由来はギリシア神話に登場する怪獣「ケルベロス(Cerberus)」。

概要

ピーター・ウィラーが社長に就任してから3車種目となるモデル。1994年のブレミンガムモーターショーでプロトタイプが発表され、1997年に発売された。

シャシはそれまでのTVR車と同じく、鋼管を使用したチューブラーフレーム繊維強化プラスチック(FRP)製ボディの組み合わせを踏襲。ボディタイプはクーペのみ。グリフィスやキミーラと比較してホイールベースを280 mmほど延長し、2+2シーターの4人乗りとしている。サスペンションは前後ともにダブルウィッシュボーン式

サーブラウに搭載されるSpeed Sixエンジン。

エンジンは初の自社製エンジンであるV型8気筒SOHCAJP8」を搭載する。発売当初の1997年は4.2 L仕様のみだったが、同年内に4.5 L仕様が追加。1999年には4.0 L 直列6気筒DOHCSpeed Six」を搭載するモデルが追加された。駆動方式はFRで、トランスミッションLSD付きの5速MTのみである。

大排気量の高出力エンジンと、1,100 kgという軽量なボディにより、操縦難易度は極めて高いものとなっている。ABSエアバッグ等の安全装備は一切搭載していない。

インテリア

インテリアにはレザーを使用。曲線を用いたデザインや、ステアリングコラムの下にある燃料残量計と時計、エアコン吹き出し口が設けられたインパネなど、個性的なデザインを有している。ドアの開閉にはミラー下部の白いスイッチを押すという、個性的なギミックが仕組まれている。

2000年にフェイスリフトを行い、ヘッドライトが大径1灯から小径3灯に変更された。2005年に生産終了。

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