TRPGのPCとしてのパーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 02:16 UTC 版)
「パーン (ロードス島戦記)」の記事における「TRPGのPCとしてのパーン」の解説
パーンの初出は『コンプティーク』誌に掲載されたTRPGリプレイ『ロードス島戦記』で、プレイヤーキャラクター (PC) の1人であった。担当プレイヤーは北川直。リプレイ第一部の主人公的存在で、性格は非常に単純かつ直情的。「無理・無茶・無謀の暴走戦士」などと呼ばれていた。名前の由来は「鉄砲玉」からだという。エトのプレイヤーから「竜騎士なのかい」と指摘されており、アン・マキャフリイの小説『パーンの竜騎士』シリーズからとも取れる。 リプレイ第二部にはノンプレイヤーキャラクター(NPC)として登場している。リプレイ第三部では、エピローグにおけるカシューの演説中に名前のみ登場している。 なお、連載版リプレイのうち第一部と第二部は、ゲームのシステムに『D&D』を使用していたため、版権などの関係で単行本化はされていない。後に出版されたものは、第三部の連載に合わせて制作された『ロードス島戦記コンパニオン』のルールを使用して再プレイされたものである(担当プレイヤーが同一であるか否かは明らかにされていない)。これとは別に、ウォーロック掲載用に『T&T』でプレイされた短編があり、単行本第二部に同時収録されている。 ソード・ワールドRPGの資料集「ロードス島ワールドガイド」に掲載されたキャラクターデータでは、極端に強く設定されている六英雄、カシュー、アシュラムなどはおろか、スパークにも見劣りする能力値になっている。「ロードス島戦記RPG」でも同様で、決して弱くはないものの、最強クラスのキャラクターにはまったく及ばない。パーンの英雄性は数値的な強さではなく、その振舞にあるためだとされる。
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