Sun Grid Engineとは? わかりやすく解説

Sun Grid Engine

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 05:37 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Sun Grid Engine
開発元 Sun Microsystems、コミュニティー
最新版
対応OS クロスプラットフォーム
種別 グリッド・コンピューティング
ライセンス SISSL
公式サイト sourceforge.net/projects/gridscheduler/
テンプレートを表示

Sun Grid Engineとは、分散コンピューティング/コンピュータ・クラスター環境におけるジョブ管理システム。開発はサン・マイクロシステムズの援助によりオープンソースの形態で行われ、サンから商用版の N1 Grid Engine が発売されていた。

2010年のオラクルによるサン・マイクロシステムズの買収に伴い、Oracle Grid Engineとしてオラクルから発売されることとなる。 また、2010年には当初のオープンソースのWebサイトが閉鎖されSun Grid Engineは6.2u5で開発は終了している。

その後、2013年10月22日にUnivaがOracleから商標と顧客サポートを引き継ぐこととなり、現在は商用のものとしてはUnivaから発売されている(Univa Grid Engine英語版)。 その後UnivaはMS-Windows上でのネイティブ動作対応を推進しており、6.2u5からの派生版であるが6.2u5と比較してかなり複雑になっていると されている。

オラクルがSunを買収した後に、Oracle Grid Engine 6.2u6をリリースしたがソースコードは非公開であり、修正内容が オープンソースのリポジトリに反映されることもなかった。 これを受けてオープンソースのコミュニティではOpen Grid SchedulerとSon of Grid Schedulerの二つのプロジェクトが スタートした。これらのオープンソースのプロジェクトは6.2u5のコードベースから派生したものである。

Son of Grid Engineは2014年10月現在も公開リポジトリ上で開発を継続している。

Open Grid Schedulerは2014年時点ではメーリングリスト等のコミュニティは存続しているものの、ソフトウェアはGrid Engine 2011.11p1 (2012-07-09) のリリースを最後に止まっており、Webサイトの更新は2013年11月が最後である。

マルチプラットフォーム

xml-qstat

外部リンク


Sun Grid Engine

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 17:10 UTC 版)

グリッド・コンピューティング」の記事における「Sun Grid Engine」の解説

サン・マイクロシステムズ主導開発するツールキットオープンソース

※この「Sun Grid Engine」の解説は、「グリッド・コンピューティング」の解説の一部です。
「Sun Grid Engine」を含む「グリッド・コンピューティング」の記事については、「グリッド・コンピューティング」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Sun Grid Engine」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「Sun Grid Engine」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Sun Grid Engine」の関連用語

Sun Grid Engineのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Sun Grid Engineのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのSun Grid Engine (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのグリッド・コンピューティング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS