SENIT 6
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/01 01:31 UTC 版)
カサール級駆逐艦に搭載されたシステムで、複数コンピュータによるネットワーク化システムとなっており、6基の15M/125X小型コンピュータが1メガビット毎秒のネットワークで接続されている。1基は予備として維持されており、また、のちにはリンク 16を維持するためにさらに1基が追加された。中核となる6基は、それぞれ目標情報の管理、センサー情報の処理、目標の脅威度評価、広域防空、電子戦、およびリンク 11に使用される。それぞれのサブシステムには、さらに数基の15M05Eコンピュータが付属している。合計で400の目標を扱うことができ、目標情報の管理を行なうコンピュータには11基の1人用コンソールと1基の2人用コンソール、さらに2基のE8000自動作図台が接続されている。E8000自動作図台は対潜作戦に使用される。なお、アトランティック2対潜哨戒機は、SENIT 6の派生型を搭載している。
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