SCE時代
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1999年にSCEの社長に就任。2003年4月にはソニー本体の取締役およびホームエレクトロニクス・ゲーム・半導体部門を統括する執行役副社長に就任した。しかし、、ソニー本体、特にエレクトロニクス部門の不振や自身が推奨し開発したPSXの失敗などが解消できず、2005年3月に副社長を引責退任し、SCEの経営に専念することとなった。 2004年4月には雑誌『TIME』が公表した「世界で最も影響ある100人」に選ばれるものの、そのわずか2年後の2006年6月に、CNNが公表した「重要ではない人物10人」の中の一人として、マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマーやLinuxカーネル開発者のリーナス・トーバルズなどとともに選出された。 2005年3月、ロサンゼルスで行われたElectronic Entertainment Expo (E3) でPlayStation 3(外観とスペックのみ)を公開し、SCEがPS3のプレスリリースを出した。 2006年12月、ソニーのハワード・ストリンガー会長によりSCEグループの会長に“棚上げ”され、後任にSCEアメリカ社長の平井一夫がSCE社長兼グループCOOに就いた。 2007年4月26日、ソニーの取締役会に対して辞表を提出する。 2007年6月19日、代表取締役会長兼SCEグループCEOを退任して名誉会長に就き、SCE役員職から退いた。SCEグループCEOとしての最後の仕事はPSP-2000開発であった。
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