RichTextBox.SelectedRtf プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

RichTextBox.SelectedRtf プロパティ

コントロールで現在選択されているリッチ テキスト形式 (RTF: Rich Text Format) のテキストを取得または設定します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property SelectedRtf As
 String

Visual Basic (使用法)

Dim instance As RichTextBox
Dim value As String

value = instance.SelectedRtf

instance.SelectedRtf = value

C#

public string SelectedRtf { get;
 set; }

C++

public:
property String^ SelectedRtf {
    String^ get ();
    void set (String^ value);
}

J#

/** @property */
public String get_SelectedRtf ()

/** @property */
public void set_SelectedRtf (String value)

JScript

public function get SelectedRtf
 () : String

public function set SelectedRtf
 (value : String)

プロパティ値
コントロール内で選択されている RTF 形式のテキスト。

解説

このプロパティを使用すると、コントロール内で選択されているテキストを RTF 書式コードを含めた状態で取得できます。このプロパティを使用して、コントロールから完全に書式を維持してテキストをコピーし、そのテキストを RTF 形式のテキストを処理できる別のアプリケーション (Microsoft Word や Windows ワードパッドなど) に貼り付けることができます。RTF 書式コードを含めずに選択されているテキストだけを取得するには、SelectedText プロパティを使用します。

テキストが現在選択されていない場合は、このプロパティで指定したテキストがカーソル位置に挿入されます。テキストが選択されている場合は、このプロパティに割り当てられているテキストで、選択されているテキストが置換されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
RichTextBox クラス
RichTextBox メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
RichTextBox.Rtf プロパティ
SelectedText
Text